マニューバー

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マニューバーとは「波の上でボードの方向を変えること」とです。

マニューバーには、目に見えて際立っていて、成功すれば高得点に反映されるメジャーマニューバーと、それには属さないが、スコアに影響するマイナーマニューバーに大別されます。

ジャッジが採点するのは、選手の体の動きではなく、ボードそのものの動きです。

例えば、一見波のトップアクションでは鋭く見えたリエントリーでも、その前のターンがどれだけボトムを使えていたかによって評価は大きく変わってきます。

波のボトムを使えていない中腹からのターンや波のトップでボードの返し角度の甘い(角度のついていない)ターンは高い評価につながりません。

ボトムターンを深く行えば、よりラディカルな動きができる可能性が増えるからです。

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メジャーマニューバーとマイナーマニューバー

ショートボード/メジャーマニューバー

1.ボトムターン

垂直方向へ勢い(角度)をつけるために波のボトムでドライブターンすることです。

難易度は上昇角度と垂直方向へどれだけ勢いがついたかで決まります。

2.リエントリー
  (オフザリップ、オフザトップ、カービング、全てにあてはまる)

クリティカルセクションにおいて、レールを使ったターンをし、再び波のフェイスに戻るトップターンのことです。

3.カットバック

ボードを今まで乗ってきた方向とは逆に向けること。したがって、波が崩れてくる方に向くことになります。

4.フローター

クローズアウトセクションでのロール状で行うフローターは難易度が高く、高評価を与えるマニューバーとなります。

5.チューブライド

波がブレイクして出来た空間の中に消えていくこと。

6.エアリアル

マニューバーの中で最も難しく革新的なものがエアリアルです。

これらには多様なエアリアルの種類があり、空中でのコントロールされた回転ときれいな着水は、最も高い難易度に位置します。

マニューバーが成功したとみなされるためには着水の成功および前進の勢いでライドアウトすることが必要となります。

<エアリアル評価のポイント>
(1)波のどこで行われたか(波の平らな部分から行う技より、リップから行う技の方が高評価です)
(2)高さ、ローテーションの有無
(3)コントロール(空中での姿勢)
(4)ライディングの完成度

ショートボード/マイナーマニューバー

1.チェックターン

角度のない方向転換で、つなぎのターン。

2.フォームフローター

スープの上で始まり、そして終わってしまうフローター。

トリミングなどと並んで、スープでのライディングに幅を持たせるものです。

3.フェードターン

テイクオフの後、ボトムターンをする前にボードをピークに向ける動作。

波のブレイクが遅い時などに使われます。

次は採点方法

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