整理が苦手な人って結構いますよね?
片付けられないのには「『整理が苦手』とは違う理由」があります。
そもそも、整理とはテクニック(やり方)のことです。
でも、もっと大事なことが整理の前にあり、それを知らずにテクニックだけを習得しても根本的な解決にならないんですよね。
整理が苦手な人の根本的な問題の解決方法をご紹介しますね。
片付けられないのってなぜ?整理が苦手だから?いいえ違う理由がある
ここにたどり着いたあなたには、
少なからずの悩みや希望があるはず・・・
・子供のシツケを上手にしたい
・旦那さんには積極的に家事に参加して欲しい
・家族の一体感が欲しい
・家の整理収納を上手くできるようになりたい
・片づける時間が少ないけど、部屋をキレイにしたい
・子供が成長し、アパートが手狭になってきたから家を建てたい
・親が色んなモノをもらってきて、モノがあふれているけど、家を快適な空間にしたい
・仕事を効率的にこなしたい
・職場のデスクで「なだれ」が起こらないようにしたい
・職場でいつも書類を探している
・探し物をすることがないようにしたい
イライラするのには理由がある
もし、あなたが主婦であるなら、あなたの子供や旦那さんを、ゆるして欲しいんです。
そして、いつもイライラしている自分をも、ゆるして欲しいんです。
あなたには、いつも時間がない。
特に、朝は時間がない。
朝の準備を手伝てくれない旦那さん。
「早く起きて朝食の手伝いをしてくれればいいのに」
「私だって働いてるのに」
全然手伝ってくれない・・・
旦那さんだって「わかってんだけど」出来ないんです。
いつまでも学校に行く準備ができない子供。
前の日から、
明日の準備をしなさい」と言っていたのにできてない・・・
子供だって「いわれなくてもわかるよ~」と思ってるけど、出来ないんです。
この戦いは、毎朝、何千何万という家庭で起きています。
なぜなんでしょう。
もしあなたが会社の上司だとしたら
もし、あなたが社長や上司で、
社内に書類やサンプルや備品が乱雑に放置されていたら、
怒り心頭に達するでしょうが、
乱雑にしている張本人たちは、
「今、片づけが必要だとは、これぽっちも思ってない」のです。
なぜ、これらのようなことが起こるのでしょうか。
ひとつには、
頭の中に、片づけるという発想やアイディアが無いからなのですが、
もっと重要で、根深いことがあります。
端的に言ってしまうと、
「習慣は、なかなか変えることができない」からなんです。
習慣は、なかなか変えることができない
そんなの知ってるよ~と思うかもしれませんが、
この「習慣を変える」を、シツケで出来ると思っていたら、
それが習慣に結びつかい理由なんです。
シツケが習慣に結びつかい理由
もし、イライラしたら次のことを思い出してみて欲しいんです。
あなたが、右利きなら、
今からあなたは、左手でしか文字を書いてはいけません。
また、細かい作業なども左手を使用してください。
とにかく、いつも右手で行っている作業の全てを左手で行うのです。
さあ、あなたなら、どうなりますか?
中には、器用な人もいます。
でも、ほとんどの人は、私と同じように、
上手に文字が書けないし、上手く作業もできません。
何が言いたいかと言うと・・・
子どもや旦那さん、部下に、
あなたと同じ習慣を「指示だけで」身につけさせるのは、
非常に大変な作業であるということなんです。
右利きの人に「左手で箸を使いなさい」と言っているようなものです。
(部下の場合、指示すらされてないことの方が多いようですが・・・)
大人も子供も、
「なぜ、それをするのか」を「感情で理解(受容)」し、
繰り返さないと習慣にならないのです。
なぜかというと、
人の行動を司る(支配する)のは、
脳の中心である「大脳辺緑系」だからなのです。
どういうことでしょう?
人の行動を司るのは感情
例えば、買い物に出かけて、「あっ!これ欲しい」と思ったとき、
脳の中心部である「大脳辺緑系」が直接感じ取ります。
この脳は、動物の本能を形成しているものであり、
太古の昔から動物に存在する脳です。
生きるために必要な本能的脳なんです。
生きることを最優先にし、
考えることなく、体が勝手に動くことを支配しているのです。
それが、感情であり、
どうしても抑えられない衝動となって、買ってしまうんです。
「あ~~どうしても欲しい!」・・・
「欲しい」が先にあり、「なぜそれが必要か」は、
欲しいを説明する「あと付けの理由」でしかないんです。
この「あと付けの理由」を担当しているのが、
脳の中心(大脳辺緑系)を包んでいる「大脳新皮質」です。
(肉まんのアンを包んでいる皮の一番外側の薄皮のような存在です)
人は感情で行動し、あと付けで理由をつける
脳の中心(大脳辺緑系)での感情を表現するときに、
大脳新皮質で言語化しているんです。
この脳は、比較的最近獲得した人間の特徴であり、
この脳を通すことによって、メッセージが言語として伝えられるのです。
つまり、脳の中心(大脳辺緑系)での感情を「人にわかるように説明している」だけであり、
人の行動を支配しているわけではないんです。
子供が駄々をこねて泣く理由
子供が駄々をこねて泣くのは、
大脳新皮質の発達が未熟なためで、
自分の感情を上手く言葉として表現できなくて、
感情を伝えられなくて泣くという行動につながっているんです。
恋愛でドキドキするのは?
また、恋愛(ひとめぼれ)したときは、どうでしょう。
あなたのことを思い出してみてください。
心臓がドキドキし、
指先がしびれ、胸が締め付けられ、その人のことが頭から離れない・・・
「いま、何をしているのかな」と想像する毎日。ご飯も喉を通りにくい。
いつもより体がほのかに暖かいなど・・・
言葉にならない感情で、胸が苦しくなった経験があるのではないでしょうか?
そして、友達に「あの人のどこがいいの」と聞かれて、
初めて好きな理由を「言語化して説明」したのでは?
「あの人のことが好き、だって・・・だから」・・・
感情の変化が先にあり、それを説明するために言語がある。
(感情の次に言語がくる)
感情で理解してこそ習慣(行動)は変わりやすい
感情で理解しない場合には時間がかかる
感情で理解するためには、
感情に直接訴えかける方法が一番早いのですが、
そうでない場合(間接的に脳の中心(大脳辺緑系)に訴えるには)は、
長いトレーニングが必要となるのです。
脳の中心(大脳辺緑系)に理屈的な説明は届きにくいのです。
感情が先に来ると行動に変化が起こりやすい
ケンカをすると、相手のことが嫌いになったりします。
これは、「脳の中心(大脳辺緑系)に直接働きかけるから」と考えると分かり易いですね。
脳の中心(大脳辺緑系)は好き嫌いで判断し、行動に直結するからです。
加齢とともに「恋愛感情が薄れる」のは、どうして?
これは、感情で理解している脳の中心(大脳辺緑系)に、
外部からの情報を大脳新皮質を通して、
長年かけて訴えかけることにより、
少しずつ感情を変化させた結果なのです。
子供に対する長年の「シツケ」の伝統的な方法と一緒
効率は悪いですが、少しずつなら、変化を促すことが可能です。
人の行動(衝動)を早く変えるには、感情に直接訴えかける。
人の行動(衝動)をゆっくり変えるには、
大脳新皮質を通して言語化された情報を何度も繰り返す。
大脳新皮質を通したアプローチを何度も繰り返せば、
ゆっくりですが、脳の中心(大脳辺緑系)に影響をあたえ、
変化を促すことができるんです。
直接感情(脳の中心:大脳辺緑系)に訴えかける方法
上記のような、直接脳の中心(大脳辺緑系)に訴えかける方法は、
アップル(故:スティーブ・ジョブス)が得意とする手法でもあります。
一般的な企業の売り込み
わたしたちは、高性能で多機能なパソコンを開発しました。
このパソコンは、以前のモデルに比べ、CPUの性能が2倍で、HDDの容量は10倍になりました。
使い勝手もよく、好きなだけ動画を保存できます。
みなさん、おひとついかがでしょうか?
「これ欲し~~~い」とはならない人の方が多いんです。
「だからなに?」「製品自慢?」「そんな機能いらないし・・・」となっちゃいます。
これは、説得に対して、感情で反発しているのです。
故:スティーブ・ジョブスの語りかけ
ところが、故:スティーブ・ジョブスは、こんなイメージで感情に語りかけます。
もし以下の言葉だったらどうでしょうか?
私たちのすることは、世界を変えるという信念で行っています。
そして、あなたの未来も素晴らしいものになるでしょう。
違う考え方に価値があると信じているんです。
私たちが世界を変える方法は、
「美しいデザインで、操作が簡単で、親しみやすい」製品です。
こうして、「iPad」が誕生しました。
「これ欲し~~~い」となっちゃいますね。
勝手になっちゃうんです。
あなたがiPhonなどのアップル製品を持っているなら、アップルの戦略に乗っているということですよ。
あなたは体験を買っている
たとえば、あなたが、自転車を買ったとしましょう。
実は、「あなたは自転車を購入したのではない」のです。
自転車を通じて得られる「体験」を購入したのです。
自転車にのって通勤する体験
自転車にのってサイクリングする体験
その体験を得るために、あなたは自転車を購入するのです。
製品が素晴らしいから購入するのではなく、
その製品で手に入れることができる「体験」が素晴らしいから、
購入に向けて行動してしまうのです。
体が勝手に!
まとめ
さあ、ここにたどり着いたあなたには、少なからずの悩みや希望がありましたね。
・子供がいう事を聞かない→子供のシツケを上手にしたい
・旦那さんが家事に積極的ではない→積極的に家事に参加して欲しい
・家族の行動がバラバラ→一体感が欲しい
・片づけるのが下手→家の整理収納を上手くできるようになりたい
・片づける時間がない→時間が少ないけど、部屋をキレイにしたい
・子供が大きくなってきて、家が手狭になってきた→そろそろ家を建てたい
・親が色んなモノをもらってきてしまう→モノがあふれているけど、家を快適な空間にしたい(貰ってこないようにしたい)
・仕事の効率が悪い→効率的にこなしたい
・職場のデスクで度々「なだれ」が起こる→デスクをキレイに使いたい
・職場でいつも書類を探している→探さなくても、必要な情報にたどり着きたい
・家で、いつも何かを探している→探し物をすることがないようにしたい
これらは、日常のちょっとしたことで解決できるようになるのです。
そのためには、
「新しい考え方」を理解(受容)する必要があり、
それが「ストン」と「腑に落ちる」ことが大事なんです。
この考え方は、全ての人に有効なわけではありません。
上記のような悩みを真剣に解決したいと思っているあなたに有効なのです。
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