サーフィンでのテイクオフ!最初はインサイドのスープで練習
これはもう絶対です。
この練習をするかしないかで、上達のスピードは裕に2~3倍は変わります。
それぐらい重要です。
この練習は必ずビーチで行いましょう。
インサイドで行う練習なので、リーフで行うとケガやボードを破損する可能性が高くなります。
もちろん、ビーチでもフィンを壊す場合があるので、水深がかなり浅い場合は注意が必要ですね。
さて、インサイドで何をするかといったら、パドルでスープに乗るのではなく、スタンディングからスープに合わせます。
この合わせるという感覚が後ほど重要になってきますので、大切にしてください。
この感覚を身に着けないと、平気で10年ぐらい無駄な努力をすることになります。
インサイドでのテイクオフの実践方法
すでにサーフボードでのバランスが取れているはずですので、ここでは、歩きながら波(又はスープ)に合わせ、サーフボードが走り出す感覚を体感し身に着けていきます。
このときの姿勢は、「サーフィン初心者はボードに寝そべる感覚を身に着ける」でバランスを取ったときの姿勢になるようにしましょう。
パドルをしないで、飛び乗るというよりは、合わせに行くという感覚で波をキャッチします。
サーフボードに早く乗り過ぎると、一旦押されそうになりますが、スープが自分を追い越していきます。
乗るのが遅すぎると、まったくスープに押されず、ただおいて行かれます。
「スープの強さ」や「合わせに行く場所」によっては、サーフボードの先端が波に刺さり転んでしまうこともあります。
いわゆるパーリングというやつです。
つまり、波(スープ)には、簡単に走り出す場所・おいて行かれる場所(タイミングが早過ぎても・遅過ぎても)・パーリングする場所があるのです。
なぜ、おいて行かれたり、パーリングするのかといったら、
どういう風に合わせたら良いのかという知識と経験が不足しているのと、
波(スープ)をきちんと見ていないということなのです。
前者は、今このブログで知識を得て、体感しながら練習するといいうことです。
後者は、その練習の時のコツです。
波(スープ)は常に変化します(スピード・形状・幅・高さ)
最後まで見ることによって、波に合わせることができます。
微調整できるということです。
乗ろうと思った波(スープ)が見えたら、歩くことで合わせるポジションに移動します。ここでは大まかに合わせるぐらいで大丈夫です。
その後、実際にサーフボードに乗るギリギリまで、波をよく見て、自分のポジションを修正します。
ここでは微調整ということです。
この練習を繰り返すことによって、波に合わせる感覚を習得できていきます。
また、波に対してどのようなポジションを取るのか、どこに合わせたときに成功し、どんなときに失敗するのかが分かってきます。
これが、インサイドの歩きながらでできないようであれば、沖の波に対してのパドルでのテイクオフは、はほとんど不可能です。
たまにできることもありますが、それは偶然であり、コントロールされたものではないから、なかなか上達できないのです。
良く、「今日の波難しいね」なんて会話を聞きますが、難しいという抽象的な副詞を使っていては、何も改善されません。
波に対してのアプローチが具体的にどうだったかが問題なのです。
上達するための改善アプローチの具体例
例えば、
ブレイクの瞬間、一瞬ブレークのスピードが遅くなったにもかかわらず、
ギリギリまでピークを観れなかったから、ショルダーでのテイクオフパドルになり、
一生懸命パドルしたけど、波が厚くてテイクオフできなかった。
というのが、具体的な正解だったりします。
これは、ギリギリまで見ていれば、自分のポジションを修正できた。
という改善につながります。
難しかっただけでは、何も改善されないのです。
さて、インサイドで、スープではなく波が割れていたらそれはもうラッキーです。
その波で、歩きテイクオフの練習をしましょう。
波でテイクオフするコツは「初心者が波にのるために必要な3つのこと」をご参照ください。
まとめ
さあ、ここでの練習ができて、波に合わせる感覚を養わないと、10年なんて、あっという間に過ぎてしまいますよ。
早く波に乗れるようになるかならないかは、この練習にかかっているのです。
絶対習得しましょう。
サーフィンは体系的に学ぶ方が効率的です。
体系的に学ぶなら1時間で12本以上ライディングできるようになった簡単マル秘テイクオフ方法がおススメです。
次は「初心者が波に乗るために必要なこと!最初はこんな練習をしよう!」カテゴリーの
初心者初心者が波にのるために必要な3つのこと(スープでの波に乗る感覚が分かったら沖の波に乗ろう)
波を観察すればサーフィンは難しくない