現在のサーフィンのほとんどの大会は、3~5人のパネルジャッジとヘッドジャッジのチーム編成で1ポイントのジャッジを担当します。
パネルジャッジはヒート中のすべてのライディングを採点し、ヘッドジャッジは各パネルの採点の見解を取りまとめます。
ベスト2ウェーブ制
ライディングの得点は、各パネルジャッジの付けたスコアから最高点、最低点をカットし、残りのスコアの平均した点数と定められています。
(3人ジャッジの場合は最高点、最低点のカットは無し)
ほとんどの大会でベスト2ウェーブ制が採用されており、規定のライディング本数の内、上位2本の得点の合計でヒートの勝敗が決まります。
スコアリングカテゴリー
採点は0.1~10.0までを5段階のスコアリングカテゴリーに分けて使用します。(2018から変わったスコアリングカテゴリーの名称が2017の名称に戻りました)
カテゴリー | 点数 |
---|---|
POOR( プアー ) | 0.1~1.9 |
FAIR(フェアー ) | 2.0~3.9 |
AVERAGE(アベレージ ) | 4.0~5.9 |
GOOD(グッド ) | 6.0~7.9 |
EXCELLENT(エクセレント ) | 8.0~10.0 |
POOR:マニューバーがなし、もしくはマイナーマニューバー、もしくはコントロールの欠如
FAIR:コントロールされたマイナーマニューバーもしくは、ベーシックマニューバー*
AVERAGE:コントロールされたベーシックマニューバー
GOOD:コントロールされたパワーとスピードのあるラディカルなメジャーマニューバー
EXCELLENT:GOODレンジに加え、プログレッシブ(進歩的)でコミットメント(積極性)の要素を持つ
*ベーシックマニューバー:1回のメジャーとマイナー
次はジャッジがどのような観点で見ているか