2020年9月28日～10月2日の予定で行われたWSLカウントダウンイベントであるユーロカップオブサーフィン2戦目。
MEO Portugal Cup of Surfing（メオ・ポルトガルカップ・オブ・サーフィン）
開催地は、ポルトガルのエリセイラ（リベイラ・デ・イリャス）でしたね。
WSLの2021シーズン開幕に向けたカウントダウンイベントのひとつ
ユーロカップオブサーフィンは2つのイベントが用意されており、その一つが、MEO Portugal Cup of Surfing（メオ・ポルトガルカップ・オブ・サーフィン）です。
この大会は2戦用意されており、本大会は2戦目となります。
1戦目は、9月23日水曜日にフランスのアングレで行われたFrench Rendez-Vous of Surfing（フレンチ・ランデヴー・オブ・サーフィン）ですね。
ヒート結果
Round 1
Heat2のイタロ・フェレイラ良かったですね。
少しノーズにボリュームがあるように見える板使ってましたね。
4本目の波で8.00をスコア。
ファーストターンで波のクリティカルセクションにアプローチしたテールブロー。
そこからのノートリムでのセカンドマニューバーのカットバック。
3rdターンもノートリムでアプローチ。これはつなぎっぽいマニューバー。
4thターンへのアプローチは少しトリミングぢてタイミングを計りつつテールブロー気味のマニューバーでスプレー半端ない。
ここからスピードアップしたノートリムでの5thターンはパワーもありましたね。凄かった。
ノートリムで6thターンにアプローチしたけど最後はインサイドの岩の影響でインコンプリートでした。
それにしても流れるようなサーフィンでした。
Heat3の五十嵐カノア惜しかったですね。
ファーストライドでエアリバ決めたものの、着地が良くなかったですね。点数が伸びなかった。
2本目の波も良かったんですよね。深いボトムターンからの力強いマニューバー。
クリティカルセクションでのセカンドマニューバー。
3rdターンのエアーがインコンプリート！！高さも十分あっただけに惜しかった。それでも6点台を出すところはさすが。
5本目のライディングも良かったですね。スピードが段違い。
1stターンでは板が4180度回りきったスナップ。
トリミングしたものの力強い2ndターン。
そしてスピードに乗ったフローター。
その勢いのままの4thターン。エアーかテールブロー狙ってたように見えたけど、波と技にズレがあったのか？
テールブローした後に前方の波が崩れてレールが引っかかりインコンプリート。超もったいなかった。
6点台を2本だして上手くまとめたものの僅差でマキシム・ハスノットに敗れて、エレミネーションラウンド行きになりました。
Heat 1
ジャドソン・アンドレ 10.97
レオナルド・フィオラヴァンティ 10.33
ラムズ・ブックヒム 14.84
Heat 2
イタロ・フェレイラ 14.64
ヴァスコ・リベイロ 9.23
ヘンリケ・ピライト 10.67
Heat 3
五十嵐カノア 12.37
マキシム・ハスノット 12.50
アフォンソ・アンチューンズ 8.84
Heat 4
フレデリコ・モライス 12.27
ガティエン・ドライエ 8.73
アリツ・アランブル 12.47
Elimination Round
Heat3の五十嵐カノア良かったですね。
というか、精神力が強いですね～。
ヒート時間半分近くまでノーライドって、相当なプレッシャーになると思うのに。
数分あれば高得点を取れる自信なんかもあるんでしょうね。
1stライドでサイズのある波をキャッチ。
1st・2dターンはクリティカルセクションへのパワーのあるマニューバー。
3rdターンでつないで、そこからはしばらくパンピングしながらホレてくるセクションまで粘り、ホレたセクションでテールを抜いた4thターン。
5thターンはチェックターン。最後は、反対側から割れてきたセクションにヒットさせてビッグスプレーが出てました。
8.50のエクセレントスコアがでてましたね。
そして映像が幻想的でしたね。
Heat 1
ジャドソン・アンドレ 13.87
ヴァスコ・リベイロ 14.57
Heat 2
ヘンリケ・ピライト 10.93
レオナルド・フィオラヴァンティ 12.50
Heat 3
五十嵐カノア 14.00
ガティエン・ドライエ 11.50
Heat 4
フレデリコ・モライス 11.67
アフォンソ・アンチューンズ 7.43
Quarterfinals
Heat1のラムズ・ブックヒムがいいライディングしてましたね。
5本目のライディングで8.87をスコア。
ノートリムでの4マニューバーは見ごたえがあります。
Heat4のフレデリコ・モライスきましたね。
1本目で8.00をスコア。3本目では8.83をスコアしました。
1本目、40秒ぐらい乗ってたかな。
1st2nd力強いマニューバーをノートリムでつなぎ。
3rdターンは軽めに調整。
そこからのノートリムでの前方の崩れたクリティカルセクショにロールインしたあともライディングを継続。
5thターンはチェックターンでのつなぎ。
ホレたセクションを探しての6thマニューバー。
ノートリムながらチェックターンぎみの7thターン。
少しスピードをつけてのローラーコースター。（フローター狙ってたっぽい）
そして、少しインサイドぎみのフローターで9thマニューバー。
ノートリムでクリティカルセクションへのオフザリップ。
11thマニューバーは小さいながらもバーティカルなマニューバー。
10マニューバーとカウントされてたみたい。
そして3本目のライディング。
良かったですね～～。
ほとんどがクリティカルセクションへのアプローチ。
テイクオフは良くなかったけど、そこからいい感じでホレてきましたね。
1stターンはまだ波がホレる前の軽いマニューバー。
スピードをつけてのクリティカルセクションへのロールイン。
3rdターンでビックスプレイを飛ばし。
4thターンはバーティカルなクリティカルセクションでのオフザリップ。
5thターンはスナップ気味に波をえぐり。
ノートリムからのロールインでフィニッシュ。
バリエーションがあって良いライディングでしたね～。
Heat 1
ラムズ・ブックヒム 14.97
ヴァスコ・リベイロ 11.00
Heat 2
イタロ・フェレイラ 14.90
レオナルド・フィオラヴァンティ 12.84
Heat 3
マキシム・ハスノット 12.54
五十嵐カノア 13.26
Heat 4
アリツ・アランブル 12.50
フレデリコ・モライス 16.83
Semifinals
Heat1のイタロフェレイラの試合運びや安定感はハンパないですね。
フローがあって力強さがある。
そして、エアーもコンプリートする。
めっちゃ最強。
Heat2のカノア惜しかったですね。
0.27の僅差で敗退してしまいました。
カノアはいいライディングしてたんんですけどね～。
モライスのカーブが良かったから仕方ないですね。
6本目のライディングは6.50以上は出たと思ったんだけどな～～残念！
Heat 1
ラムズ・ブックヒム 8.36
イタロ・フェレイラ 14.06
Heat 2
五十嵐カノア 12.73
フレデリコ・モライス 13.00
Final
やりましたねフレデリコ・モライス。
ここ最近負け知らずのイタロ・フェレイラに土をつけました。
スピードは圧倒的にイタロ・フェレイラでしたね。
それでも、フレデリコ・モライスの3本目のカーブは良かったですね。
2本目のインサイドセクションでのバーティカルなマニューバーや、3本目のテールブローは見ごたえあります。
イタロ・フェレイラ 12.33
フレデリコ・モライス 15.60
出場選手
Italo Ferreira（イタロ・フェレイラ）
Kanoa Igarashi（五十嵐カノア）
Leonardo Fioravanti（レオナルド・フィオラヴァンティ）
Frederico Morais（フレデリコ・モライス）
Gatien Delahaye（ガティエン・ドライエ）
Vasco Ribeiro（バスコ・リベイロ）
Ramzi Boukhiam（ラムズ・ブックヒム）
Maxime Huscenot（マキシム・ハスノット）
Jadson Andre（ジャドソン・アンドレ）
Afonso Antunes（アフォンソ・アンチューンズ）
Henrique Pyrrait（ヘンリケ・ピライト）
Aritz Aranburu（アリツ・アランブル）
次は、オーストラリアで行われているAustralian Grand Slam of Surfing（オーストラリア・グランドスラム・サーフィン）ですね。
10月6日にゴールドコーストで行われる予定ですね。
出場予定選手
Heat 1:
Mathew McGillivray（マシュー・マクギリヴレイ）
Jack Robinson（ジャック・ロビンソン）
Liam O’Brien（リアム・オブライエン）
Heat 2:
Owen Wright（オーウェン・ライト）
Stu Kennedy（ストゥ・ケネディ）
Chris Bennetts （クリス・ベネット）（WC）
Heat 3:
Wade Carmichael（ウェイ・ドカーマイケル）
Mikey Wright（マイキー・ライト）
Soli Bailey（ソリ・ベイリーヒート）
Heat 4:
Ethan Ewing（イーザン・エウィング）
Conor O’Leary（コナー・オレオアリー）
Mitch Crews（ミッチ・クルーズ）
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