2020年9月23日水曜日フランスのアングレで行われたWSLカウントダウンイベントであるユーロカップオブサーフィン。
French Rendez-Vous of Surfing(フレンチ・ランデヴー・オブ・サーフィン)
WSLの2021シーズン開幕に向けたカウントダウンイベントのひとつ
ユーロカップオブサーフィンは2つのイベントが用意されており、その一つが、French Rendez-Vous of Surfing(フレンチ・ランデヴー・オブ・サーフィン)です。
もう一つは、9月28日からポルトガルで行われる予定です。
ヒート結果
Round 1
カノアが良かったですね。
ファーストライドで8.50でした。
少しトリミング入ってたけど、グッドな2ターン(スナップ)からのつなぎのターン、そしてエアリバ!
高さはそれほどなかったけど、きれいなランディングでした。
そして、イタロ・フェレイラがエリミネーションラウンドに!!
3本目にキャッチした波で5マニューバーで6.00をスコア。
個人的にはもう少しスコアが伸びてもよさそうと思ったんですが、意外に伸びませんでした。
1~3マニューバーがノートリム。4~5マニューバーもノートリムだったんだけどな~~。
まあ、すこしスタックした感じとマニューバーが小さかったからかな~~。
カウリヴァーストが4本目の波で5.57ですからね。3マニューバーで。
ノーズがリップから出てていいサーフィンなんですけどね。
Heat 1
フレデリコ・モライス 6.00
レオナルド・フィオラヴァンティ 12.17
バスコ・リベイロ 9.60
Heat 2
イタロ・フェレイラ 11.07
マキシム・ハスノ 5.86
カウリ・ヴァースト 11.97
Heat 3
五十嵐カノア 12.83
ジョアン・ドゥル –
アンディ・クリエール 6.50
Heat 4
ミシェル・ブーレス 10.24
ガティエン・デラエ 10.14
ラムジ・ブキアム 5.57
Elimination Round
イタロ・フェレイラは順当に勝ち上がりました。
バスコ・リベイロ6本目の波で9.00をスコアしましたね。
キレイなバックサイド3発のマニューバーでした。
2発目はテール抜けてましたね。
Heat 1
バスコ・リベイロ 15.50
マキシム・ハスノ 8.80
Heat 2
イタロ・フェレイラ 13.50
フレデリコ・モライス 6.53
Heat 3
アンディ・クリエール 11.57
ラムジ・ブキアム 8.50
Heat 4
ガティエン・デラエ 12.67
ジョアン・ドゥル 11.03
Quarterfinals
いや~~( ;∀;)
それにしてもイタロ・フェレイラのヒート凄かった。
残り2分!逆転に必要なスコアは6.68で9本目のライディング。
エアリバを決めたもののスコアは6.23と逆転に必要なスコアに届かす。
このまま負けてしまうのかと思った残り1分で、10本目のライディングにテイクオフ!
荒れたこのコンディションのなか、テールの高さも距離もあるエアリバを決め、なんと8.10のスコアを叩きだし逆転。
これぞチャンピョンという逆転劇を見せてくれました。
残り2分で9本目10本目のライディングがベスト2ウェーブというドラマ。
コンペティターにとっては刺激になるし、諦めなければチャンスはあるということを実感できるヒートだったのではないでしょうか。
五十嵐カノアはここで敗退してしまいましたね。残念(>_<)
後半ほとんど波に乗れませんでしたからね。
Heat 1
レオナルド・フィオラヴァンティ 8.70
バスコ・リベイロ 5.94
Heat 2
カウリ・ヴァースト 12.50
イタロ・フェレイラ 14.33
Heat 3
五十嵐カノア 8.07
アンディ・クリエール 11.47
Heat 4
ミシェル・ブーレス 11.00
ガティエン・デラエ 10.90
Semifinals
セミファイでもイタロ・フェレイラ凄かったですね。
1本目からバックサイドのエアリバで8.33をスコア。
こんなジャンクコンディションで、よく高得点を出せる波をセレクトできますよね。
というか、このコンディションだからエアーの発射台ができるのかな。
とりあえず、イタロ・フェレイラのライディングを見てて思うことは、テイクオフにチャレンジしてみないといけないな。とういうことです。
ここは、非常に勉強になります。
普段、オフショアでしかサーフィンしてないとすると、オンショアで波に乗る経験が少ないということですよね。
日本での試合って、オンショアの波が多いですからね。(オフショアだったりしても、時間経過でオンショアになることが多い)
だから、オンショアで練習しておくことって大事。
そして、色んな波にテイクオフのチャレンジをしてみることってもっと大事。
オンショアコンディションに強くなれば、オフショアコンディションなんて簡単になりますからね。
ちなみにオンショアって、乗ってみると意外に良い波!!ってこと結構ありますよね。
特に試合では、選びすぎて乗れずに終了なんてことも・・・
まずは乗ってみる!と自分に言い聞かせることが大事かも。
Heat 1
レオナルド・フィオラヴァンティ 12.56
イタロ・フェレイラ 14.80
Heat 2
アンディ・クリエール 10.30
ミシェル・ブーレス 9.24
Final
決勝ではトータルの得点が全ヒートでのヒートハイでしたね。決勝で出すところがチャンピョンたるゆえんなのかも。
5本目の波でバックサイドのフルローテーションで8.57をスコア。
これが全ヒートでの2番目のスコア。
これで、全ヒートのトップ5のスコアのうち3本がイタロ・フェレイラ。(2・4・5番目)
安定して高スコアをメイクできるアベレージの高さが光ってます。
10本目で、フロントサイドでエアリバ!しかもグラブしてるしテール高いしで7.0をスコア
これで勝負ついた感じでした。
イタロ・フェレイラ 15.57
アンディ・クリエール 11.47
出場選手
Italo Ferreira(イタロ・フェレイラ)
Kanoa Igarashi(五十嵐カノア)
Michel Bourez(ミシェル・ブーレス)
Leonardo Fioravanti(レオナルド・フィオラヴァンティ)
Frederico Morais(フレデリコモレ)
Joan Duru(ジョーン・デュル)
Gatien Delahaye(ガティエン・デラエ)
Vasco Ribeiro(バスコ・リベイロ)
Ramzi Boukhiam(ラムジ・ブキアム)
Maxime Huscenot(マキシムハスノ)
Andy Criere(アンディクリエール)
Kauli Vaast(カウリヴァースト)
次は9月28日からポルトガルで行われます。楽しみですね。
ちなみに、WSLの2021シーズン開幕がリリースされてます。
2021シーズンは2020年11月からスタート予定なので、こちらも楽しみですね。
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