9月から10月にかけてオーストラリアで行われているWSLカウントダウンイベントであるオーストラリア・グランドスラム・サーフィン。
2戦目のBoost Mobile Pro Gold Coast (ブースト・モバイル・プロ・ゴールド・コースト)が10月6日~8日にかけて行われました。
開催地は、オーストラリアのゴールドコーストのサウス・ストラドブローク島でしたね。
WSLの2021シーズン開幕に向けたカウントダウンイベントのひとつ
オーストラリア・グランドスラム・サーフィンは3つのイベントが用意されており、そのうちの一つが、Boost Mobile Pro Gold Coast (ブースト・モバイル・プロ・ゴールド・コースト)です。
このイベントは3戦用意されており、本大会は2戦目となります。
ちなみに1戦目は、ニューサウスウェールズ州のツイードヘッズで行われたTweed Coast Pro(ツイード・コースト・プロ)でしたね。
なお、カウントダウンイベントは、世界各国(アメリカ・ブラジル・ヨーロッパ・オーストラリア)で行われており、本大会はそのうちの一つのイベントです。
ヒート結果
Round of 12
チューブ祭りですね。
当然、ジャッジもチューブを期待しての採点ですね。
ヒート1のリアム・オブライエンのスタンディングチューブ良かったですね。
一方ジャック・ロビンソンのチューブも良かった!
スタンディングではないものの、テイクオフからのチューブインはすごかったです。
それにしても、ヒート3のソリ・ベイリーのエアー高かったな~~。
あれ成功してたら、展開ちがってたんだろーなぁ~。
マイキー・ライト負けてたかもしんないな~~。
ウェイド・カーマイケルもすごいですよね。パワフル。
体重が86kgもあります。体重の多い人は参考になるんじゃないでしょうか。
それにしても、身長も高いんですよね。180cmもある。
見た目が「ずんぐりむっくり」してるから、もうちょい身長低いかと思ってたんだけど。
ちなみに、ジョーディ・スミスが190cmで88kgだから、比較すると、体重2kg差で身長10cm差。
ウェイ・ドカーマイケルがごつく見える訳です。
170cm~175cmで80kgぐらいあるサーファーのお手本には丁度よいかもですね。
ウェイド・カーマイケルのボードサイズの参考例:6’1 × 19 1/8(48.58 cm) × 2 7/16(6.19 cm)
Heat 1
マシュー・マクギリヴレイ 7.77(4.50+3.27)
ジャック・ロビンソン 14.24(7.17+7.07)
リアム・オブライエン 13.57(8.67+4.90)
Heat 2
オーウェン・ライト 9.57(4.50+5.07)
ストゥ・ケネディ 8.46(3.93+4.53)
クリス・ベネット 15.74(7.67+8.07)
Heat 3
ウェイド・カーマイケル 14.87(8.60+6.27)
マイキー・ライト 10.13(8.73+1.40)
ソリ・ベイリー 5.70(2.60+3.10)
Heat 4
イーザン・エウィング 9.20(5.00+4.20)
コナー・オレオアリー 11.40(5.57+5.83)
ミッチ・クルーズ 2.77(1.50+1.27)
Quarterfinals
ヒート1のジャック・ロビンソンめっちゃヤバかった!!
3本目のライディングでのチューブ。めっちゃ深かった
ピークのビハインドからのアプローチ。ほぼダンパーってところからのチューブイン。
しかもノートリムで突っ込みましたね。
9本目のライディングでのチューブだって、テイクオフのときに一瞬波が厚くなり、スタンディングの瞬間には崖。
見事につま先側のテール側に乗り込み、テールを押し出すようにテイクオフを成功させてチューブイン。
分厚いリップが降ってくる中、低い体勢を保ってチューブからクリーンに脱出。
見ごたえあるライディングでしたね。
Heat 1
ジャック・ロビンソン 18.60(9.67+8.93)
オーウェン・ライト 9.83(6.00+3.83)
Heat 2
クリス・ベネット 2.50(0.67+1.83)
リアム・オブライエン 12.50(5.83+6.67)
Heat 3
ウェイド・カーマイケル 8.66(3.33+5.33)
イーザン・エウィング 8.33(4.83+3.50)
Heat 4
コナー・オレオアリー 8.17(4.00+4.17)
マイキー・ライト 12.84(6.67+6.17)
Semifinals
チューブほとんど閉じちゃってましたね。
そんななかマニューバーでしっかり得点を稼いだリアム・オブライエンが勝ちましたね。
1本目のライディングは、3マニューバー。
クイックながらもしっかりとしたスナップを入れてきて、エンドセクションではローラーコースター。
10本目のライディングでも3マニューバー。しかもノートリム。
スナップからのクリティカルセクションでのクイックなリエントリー、そして少し緩慢なセクションでのスナップ。
これがバックアップになりました。
ヒート2ではウェイ・ドカーマイケルのマニューバーよっかたですね。
クリティカルセクションのちょっと下だったものの、スピードとパワーのある大きなスプレーがでたスナップ。
そしてリップにぶち当てるローラーコースタ。
それを上回ったのが、マイキー・ライトの9本目。
スタンディングからの直接のチューブイン。しかも結構ディープ。そしてクリーンに脱出。
お手本ほようなチューブインでしたね。
Heat 1
ジャック・ロビンソン 10.10(5.00+5.10)
リアム・オブライエン 11.56(7.33+4.23)
Heat 2
ウェイ・ドカーマイケル 12.34(4.17+8.17)
マイキー・ライト 13.83(5.33+8.50)
Final
ファイナルでのマイキー・ライトすごっかったですね。
最初の2本で勝負あった感じす。
1本目のライディングはクリティカルセクションへのスナップからの高さのあるフリーフォールを見事にタッチダウンし6.00をスコア。
ワンマニューバーで6.00ですからね。すごい。
2本目のライディングやばかったですね。
サイズのあるセットも見事キャッチ。
テクオフの途中から波が巻いてきて、テイクオフ中にチューブなんじゃないかと思わせる波。
スタンディングが完了した時にはすでにチューブの中でしたね。
ティープなチューブインからのクリーンに脱出。
しかもスタンディングチューブと、フォームも高い位置をキープって・・・
ファイナルで9.83と全ヒートでのベストライドをたたき出しましたね。
リアム・オブライエン 9.40(4.07+5.33)
マイキー・ライト 15.83(6.00+9.83)
出場選手
Mathew McGillivray(マシュー・マクギリヴレイ)
Jack Robinson(ジャック・ロビンソン)
Liam O’Brien(リアム・オブライエン)
Owen Wright(オーウェン・ライト)
Stu Kennedy(ストゥ・ケネディ)
Chris Bennetts (クリス・ベネット)(WC)
Wade Carmichael(ウェイド・カーマイケル)
Mikey Wright(マイキー・ライト)
Soli Bailey(ソリ・ベイリー)
Ethan Ewing(イーザン・エウィング)
Conor O’Leary(コナー・オレオアリー)
Mitch Crews(ミッチ・クルーズ)
次は、西オーストラリアで行われる予定のMargaret River Pro(マーガレット・リバー・プロ)ですね。
マーガレット・リバー・プロは、西オーストラリア州政府が「州の国境を安全に開くことができる」と宣言した場合にのみ開催されます。
コメント