海に行ってパドリングしてると、すぐに疲れちゃいませんか?
パドルで疲れたくない人必見。
パドルを楽にするストレッチをご紹介します。
「パドルが早い人には秘密があるの?どんなコツがあるのか知りたい!」こういった疑問などにも答えますね。
- パドルの仕方、間違ってませんか?
- 週末しか海に行けないからこ、そやるべきことがある?
- パドルを楽にするストレッチ。簡単なので毎日できます(経験談)
パドルが楽になるパドル方法やストレッチをご紹介しますので最後までお付き合いくださいね。
パドルの仕方、間違ってませんか?
サーフィンでのパドル方法には、たくさんの正解があります。
水泳のクロールと一緒ですね。
コーチによって、フォームも意識も異なります。
優れたコーチなら、コーチによって言うことがバラバラでも、どの選手も同等のタイムを出せます。
コーチが変われば、突然、凄い結果を出す選手もいますね。
だからと言って、前のコーチで記録が出ていなかったと言ったら、そうでもない。
きちんと記録は出ている。
これは、世界中のどこでも起こる現象ですね。
つまり、ある程度の水準までなら、正解は1つではないですし。
逆に言うと、正解は無いのかもしれません。
というのも、一つの固まった型が正解なのではなく、その人の身体能力(骨格・筋肉・力の入れ方・柔軟性・意識)によって、正しいフォームが変わるということもあるからです。
だから、AコーチとBコーチで全然言ってることが違ったりしても、Aコーチである程度の成果を残した選手がBコーチに教わったら、素晴らしい結果が出た。
Bコーチに教わっていた選手がAコーチに教わったら、素晴らしい結果が出た。
ということが起こりますね。
サーフィンでのパドルもそんな感じです。
サーフィンの上手な先輩や後輩、雑誌、ビデオ、ネットの情報には、玉石混合の情報が溢れています。
確かなコーチがついていなく、基礎がしっかり固まっていない人は、それらの情報で、あっちに行ったり、こっちに来たりとフラフラふらふら。
情報自体は結構正解なのに、どのようなときにそれを適用すれば良いのか分からない。
ちなみに、サーフィンはシチュエーションによってパドル方法が変わるので、更に情報の選別と、どの状況に当てはめるのか難しくなります。
通常のパドルでの漕ぎ始め、スピードに乗ってきたら、トップスピードで・・・
テイクオフするときのパドルで、反転してすぐ乗りたい時、比較的長い距離を移動してテイクオフするとき、パドルをほとんどしないで(0~3回)テイクオフするとき・・・
シチュエーションによって、パドルの仕方(パドルフォームや力の入れ方)が変わります。
そのことを理解しないまま、色んな情報を入れてしまうと、正しい動きを必要な時に適用できなくなっちゃいますよ。
週末しか海に行けないからこそ、やるべきことがある?
よく聞かれる(言われる)ことですが「しょっちゅう海に入ってるからパドル早いんでしょ」「そりゃ~いっつも海に入ってる人と違うよ」などなどたくさんの・・・言い訳。
たしかに、海の近くに住んでれば、地域外に住んでる人よりはアドバンテージがあります。
でもそれは、良い波に乗れるとか、波が良い状況を選択してサーフィンできるといったアドバンテージです。
あっ!もちろん、毎日入るサーファーは、毎日入らないとかトレーニングもしないサーファーよりアドバンテージがあるのは当たり前ですね。
ただ、毎日やるからサーフィンが上手くなるかと言われればそれは違ったりもします。
毎日、サーフィンしてれば、ライディングが上手くなることはなりますが、「それは正しいやり方をすれば」ってことで、正しくないやり方(トレーニング含む)では、上達のスピードは速くないんですよ。しょっちゅう入れてもね。
なお、パドルについても、毎日入ってれば、それはそれで基礎体力がつきますからね。
パドルしないよりは、した方が良いでしょう。
可動域の動きもスムーズになりますから。
ただ、だからと言って、パドルが早くなるとか、波に乗れる本数が増えるのは別問題です。
要は、毎日軽いジョギングをしてるようなものです。
してない人よりは遥かに健康ですね。とっさの時に何かの動作をする際に、スムーズに動ける可能性も高くなります。
でも、毎日ジョギングしてる人が、マラソンで長距離走れるか?マラソン中に短距離を30本走れるか?ハードル飛べるか?って言ったら話は別です。
これは、長い時間サーフィンできるか?その長いサーフィンの時間の中で、波を奪い取るような瞬発的なパドルを30本できるか?テイクオフした後のライディングはどうか?ということです。
やらないよりはやった方がいい。当たり前です。でも、だからと言って、効率よく向上する訳ではありません。
テイクオフやライディングには「アハ体験」が必要です。
特にライディングではビビッとくる瞬間(時期・タイミング)があります。その時に連続(時間・回数)して入らないと、上達の効率が落ちてしまいます。
1週間海に入れないと、「アハ体験」の感覚が薄れて、また元の状態に戻ることが多いからです。そういうことで言うと、海の近くに住んで、しょっちゅう入れる人はかなり有利になります。
ただし、そういう人との競争じゃないですからねサーフィンは。
でも、パドルは違います。
毎日入らなくても、できることがあります。
毎日入っているサーファーの基礎体力が向上するのと同様の効果は得られますよ。
週末サーファーにとって、週末しか海に来れない状況ってのは、なかなか変えることはできませんよね。
でも、海に来れなくてもできることって、いっぱいありますよね。
普段海に入れないから、週末行ったときにすぐ疲れて、あまり波乗りできなかった!
これって、もの凄くもったいなくないですか。
せっかく、時間とお金を掛けてサーフィンに来てるのに、そのサーフィンがパドル疲れですぐにパフォーマンスを出せなくなるって。
時間を何に使うかは非常に大事
普段人より多めに(例えば週4)海に入ってる人は、もし、その1回1回が1時間だけだとしても、その時間を海に使ってますね。(当たり前ですが・・・)
それじゃ、海に来れない人は、その1時間を何に使っているんでしょう。
地域外からのサーファーだとしても、家や近所でできることはたくさんあります。
移動時間が無いのだから、普段人より多めに海に入ってる人と、同じ1時間です。
逆に、サーフィンの準備や着替えの時間がない分、1時間を有効に使えます。
もし、1時間かけてサーフィンしに行っているなら、往復2時間かかってます。
その2時間と海に入る数時間。めっちゃ時間余ってるということです。
海に来ないから、海に行ったと仮定して時間を確保すれば、数時間の余裕があるはずなのに、海以外でできるサーフィン上達方法があるのに、その時間を無駄にしてしまっているってことです。
まあ、ポイントに向かわないとやる気スイッチ入らない気持ちは十分わかりますけど(>_<)
なお、普段人より多く海に入ってる人でも、波が無い時や大きすぎるジャンクの時にはサーフィンしませんからね。毎日入るわけじゃないですよね。
ちなみに、自分の場合、「しょっちゅう海に入ってるよね」って言われますが、実際はそれほど入ってません。週に1~2回ですね。ハイシーズンでも週に2~3回、本当に波が良い週は、もうちょっと入ることもありますが。
波が無い週もザラにあるので、2週間入ってないとか、たまに3週間入ってないってこともあります。
なので、年間で平均すれば週2にもならない可能性があります。
自分の場合、結構な年齢なので、回復期間を設けないと・・・なので、
きちんと、休養期間を取るようにしてます。
ですから、ハイシーズンでも週に2~3回。その方が、効率良いですからね。
昔の(学生時代の)根性論なんて間違いいっぱいですから。(根性とあきらめない気持ちは付きますけど)
それでも、パドルが他の人より早い(早く見える)のには理由があります。
ちなみに、通常のサーフィンにおいてパドル力があることと、テイクオフできるかどうかは別問題ですよ。
パドルを楽にするストレッチ。簡単なので毎日できます(経験談)
ストレッチの前に、水泳ですね。
これ、絶対やった方がいいですよ。
平泳ぎで1~2時間とか。その間にクロールでダッシュ入れるとか。
近くにプールがあるなら、絶対行きましょう。
実際のサーフィンって、パドルしてる時間はそんなに長くないですからね。
(乗れば乗るほどパドルするというスパイラスはありますけど・・・)
水泳で、1時間連続して泳げるようになれば、相当基礎体力がつきます。
パーリングやドルフィンで息止める時って体力がかなり奪われるけど、基礎体力が向上すれば、結構平気になってきます。
そして、可動域が広がり、その動き自体も滑らかになります。
コツは、肩を中心にして漕ぐのではなく、肩甲骨を動かすようにしましょう。
詳しくは、以下を参照してください。
サーフィンに必要なパドリング。筋トレって必要なの?
パドルを楽にするストレッチのやり方(簡単なので毎日しましょ)
1.肩幅に足を開いて直立します。胸は少し張るようにしましょう。
2.ゆっくりと両腕をまっすぐ上に突き上げます。
両腕が、耳にくっつくようにしましょう。
肩甲骨が上に上がるようにしましょう。
このとき、指先まで伸ばし、手のひらは内側を向くようにます。
3.次に、肘を肩と同じ高さまでゆっくり降ろします。
降ろす際は、肘を外に開くように(体の面と同じ面で)降ろします。
この際、手のひらが外側を向くようします。
肘が伸びているときは、手のひらが内側を向いていて、肘を降ろしながら手のひらを外側に開き、肘の高さと肩の高さが同一になった時点で、手のひらが、180度回転し終わり、外側を向いている状態にします。
この動作で、両サイドの肩甲骨が上から少し降りてきて、内側でくっつくように動かしてみましょう。
そうすると、胸を張った状態となります。
4.そうしたら、また両腕をゆっくり突き上げます。
上げるときは、手のひらが内側を向くように回転させながら、肩甲骨が上がるのを意識して、両腕を耳に付けます。指先まで伸ばし、両耳に腕が着いた時点で、手のひらが内側を向いてるようにします。
手のひらが下に来た状態を1回と数えて、20回で1セットとします。
これを毎日、2セットは行ってください。
間を開けてもかまいません。
午前と午後とか。
最初は、肩回りがゴリゴリしますので、無理をしない程度でやりましょう。(自己責任でお願いします)
慣れてきて、可動域が滑らかになってきたら、回数を増やしていきましょう。
ちなみに、このストレッチはパドルに効果があるだけじゃなく、仕事中に集中力が切れたときとか、眠いときにも効果がありますよ。
非常に簡単なので、もう少し努力したい人は、3セット連続とかが良いでしょう。
3セット連続を1日に3回とか。
また、慣れてきたら、スピードアップするのも良いですよ。
ちなみに、スピードアップする際は、必ず最初にゆっくり目で1セット位はやって、柔軟性を高めてからにしてください。いきなりハイスピードでやると肩を痛める原因になっちゃいますから。
このストレッチは、
「 サーフィンに必要なパドリング。筋トレって必要なの? —そもそもパドルってどうやってするの?正しいパドルって何?—パドルは肩を中心として腕を回すのではありません」で解説しているパドル方法を補完します。
そして、上記の記事の方法でパドルすることによって、パドルが楽になり、結果としてスピードが少しアップします。
ただし、楽になってパドルスピードが多少早くなったからと言って、波に乗れる本数が劇的に増える訳ではありません。多少増えることはあるかもしれませんが、たぶん少し疲れにくくなって、少し多めに乗れるだけでしょう。
劇的に多く乗る方法は、今まで行ってきたコーチングを体系的にまとめて、テイクオフやパドリングのメソッドを分かりやすく解説した「1時間で12本以上ライディングできるようになった簡単マル秘テイクオフ方法」もご覧ください。
まとめ
さあ!やろう!って言ってもなかなか継続できませんよね。
なので、チェックシートを用意しました。
これを印刷してチェックしましょう。
色々、項目ありますが、それは後々説明していきますので、今回のストレッチでは、チェック表の右から2番目の項目を使用しましょう。
サーフィン行きにくい今だからこそできること。
行ったときに、効果を実感できることを、今やろう。
パドルを一定レベル以上にしないと、サーフィンを楽しむことができませんからね。
是非やってみましょう。
パドルを補完するストレッチ、大事ですよ。
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