テイクオフした瞬間に前のめりになってパーリングしたことありませんか?
または「タイミングばっちし」だと思ったのに、波において行かれたことありませんか?
テイクオフに失敗する人必見。
テイクオフの立ち上がりをスムーズに早くするストレッチをご紹介します。
「テイクオフが早い人には秘密があるの?どんなコツがあるのか知りたい!」こういった疑問などにも答えますね。
- テイクオフの方法、間違ってませんか?
- 週末しか海に行けないからこ、そやるべきことがある?
- テイクオフでの立ち上がりを楽にするストレッチ。簡単なので毎日できます(経験談)
テイクオフがスムーズになる立ち上がり方法をストレッチでご紹介しますので最後までお付き合いくださいね。
サーフィンのテイクオフ練習(ストレッチでテイクオフが早くなる)
テイクオフの方法、間違ってませんか?
サーフィンでのテイクオフ方法には、たくさんの正解があります。
どこからどこまでをテイクオフと呼ぶかによっても異なりますし、上手な人、プロ、コーチに聞いても、言うことがバラバラだったりします。
それぞれが間違ってるわけではなく、
「それぞれが自分なりの正解を見つけ出してる」
と言った方が適切かもしれません。
というのも、一つの固まった型が正解なのではなく、その人の身体能力(骨格・筋肉・力の入れ方・柔軟性・意識)によって、何が正しいかが変わるということもあるからです。
ということで、ここではテイクオフ時の立ち上がりに限定してお話していきますね。
よく、パドルが遅いからテイクオフできない!とか
パドル力をつけないいけない!とか聞きますが、
基本的にパドル力はそれほどいりません。
そのことについては、こちらをチェック♪
「サーフィンでのパドルを楽にするストレッチはこれ」の「パドルの仕方、間違ってませんか?」の項目をチェックしてみてください。
パドルが大事なのは言うまでもありませんが、それ以外に良く見かけるシチュエーションとして、
パドルして一番いいポイント(パワースポット)に入ったのにテイクオフできない人をよく見かけます。
実は!
パドルではなく、テイクオフの瞬間に問題がある人って結構いるんですよね
1つは、ノーズが浮く問題。
この詳細については、サーフィンでのテイクオフのコツを解説「ボードは水平」が基本【初心者向け】を参照してくださいね。
もう一つは、スタンディングの方法の間違いやスピードが遅いという問題です。
さて、あなたは、テイクオフのスタンディングの瞬間、
つまり「寝そべっている状態からの起き上がり動作」を
どのようにやっているでしょう?
これは、自分では「完璧!」って思ってても、実際の動作が違っているということが大いにあります。
この動作を間違うと、せっかくの良いポジションを無駄にしてしまうことが多くなります。
週末しか海に行けないからこそ、やるべきことがある?
もしあなたが週末サーファーで、週末の2日(2回)海に行けたとします。
パフォーマンスを発揮できるのは3~4時間程度でしょうか。
2日だとマックス8時間ですね。
相当良い状況でライバルがいなければ、5分に1本はテイクオフできるでしょうか。
6分に1回テイクオフしたとすると、1時間で10回テイクオフできます。
ということは、8時間(2日)で80回です。
これは、相当良い条件で、なおかつ疲れを計算に入れてないので、一般サーファーなら×60%ぐらいでしょうか。
そうすると、8時間(2日)で50回ぐらいですね。
そう、サーフボードでのスタンディングって、週2回行ったとしても、たった50回ぐらいしかできない。
1日しか行けない人だと、30回にも満たないことも・・・
これって、考えてみたら、メッチャ少ない。
サーフィンのテイクオフって、寝そべってる状態から、ライディングフォームへ移行する大事な立ち上がり動作です。
スムーズかつ早く、正しく行う必要があります。
この、早く正しくが曲者ですね。
大多数の人が、正しい動作を理解していないし、立ち上がりが遅いんですね。
これは、スムーズさが無いから遅いとも言えますね。
今、家などにいて、寝そべれるなら寝そべってみてください。
そして、スタンディング動作をちょっと早めスピードでやってみてください。
寝そべった状態から、正しい「ライディングの開始までのフォーム」までの立ち上がり動作って結構しんどいです。
それを不安定なサーフボードの上でやるのですから、なおさらです。
さらに、0.5秒で立ち上がってみてください。
(靴下着用などで足の火傷やケガを防止してね)
もっとハードですよね。
このハードな立ち上がりを、毎回、海の(サーフボードの)上でやるって、難しくないですか。
例えば、平均台の上でいきなりジャンプしてって言われても難しいですよね。
それが、試合なら尚更ですよね。
試合の前に練習させてよ!ってなりますよね。
サーフィンって、試合じゃないにしても、週末の海が本番です。
本番でいきなりスタンディング動作してるようなものです。
でも、練習させてよ!って聞いたことないですよね。
みんな、海に来ることが、海ですることが練習だと思ってるんですよね
そうすると、本番っていつだ?ってなっちゃいますよね。
試合をする選手(コンペディター)なら、ある程度のレベルにいるので、海が練習の場です。
でも、一般サーファーは海が本番!試合会場なんですよね~~!
そうやって考えるだけで、やれること、やるべきことって見えてきますよね。
そう練習しましょ。
でも練習って大変・・・
まあ、確かに、コンペディターなら陸上練習大変ですよ。
でも、私たちは、一般サーファーですからね。アマチュアですから。
楽に、簡単に、継続できるものにしたいですよね。
しかも、効果が出るやつ!
なんか無いの~~?
あるよ!
テイクオフでの立ち上がりを楽にするストレッチ。簡単なので毎日できます(経験談)
しかも、テイクオフがスムーズになり早くもなる。
テイクオフの立ち上がりをスムーズに早くするストレッチのやり方(簡単なので毎日しましょ)
1.腕立て伏せの状態になります
写真は肩幅より開いてますが、実際は肩幅と同じくらいで!
2.右足(膝と足先)を前方に持ってきます
この際、おしりが肩より高くならないようにしましょう
できる限り写真で見る「おしり」の位置を変えないように!
そしたら、右足を戻して「1.」の状態になります
これで1回として、10回繰り返します(結構早めのスピードで)
具体的には8秒以内で10回やりましょう!リズム良く♪
終わったら、左足も同様にやります
<レギュラースタンスの場合(左足が前に出る人)>
3.次に、右足を前に持ってきた状態をスタート位置として、左足を両手の間に持ってきます
この時も、おしりが肩より高くならないようにしましょう
できる限り写真で見る「おしり」の位置を変えないように!
手は地面から離さないようにします。
左足を着いたら、その左足を戻して「この項のスタート位置」の状態になります
これで1回として、10回繰り返します(結構早めのスピードで)
具体的には8秒以内で10回やりましょう!リズム良く♪
(グーフィーの人は逆足で行ってください)
1.~3.までで1セットとします。
これで股関節の柔軟&テイクオフ10回するイメージですね。
これを毎日やりましょう。
月~金まで毎日1セットやれば、全部で50回テイクオフしたのと同じです。
慣れてきたら、1日2~3セット行いましょう。
また、スピードも重要です。
股関節の可動域がスムーズになってきたら、スピードアップしましょう。
マックスのスピードでやってみましょう。
足の甲がこすれて火傷やケガをする可能性がありますので、靴下を履くなど、けが防止をお忘れなく。
この動作、フォーム、非常に大切です
肩の位置より、おしりが高くなってしまう人をよく見かけます。
パーリングの原因にもなりますし、動作が遅くなります。
肩の位置より、おしりの位置が高くなるということは、股関節の動きがスムーズじゃない(または硬い)からなんです。
スムーズじゃないから動作が遅くなっていくんですね。無理やりやろうとするから。そしてぎこちないみたいな・・・
そして、ライディングがスタートする直前の正しいフォームがこれです。
(スタンディングフォームの直前です)
この低い位置をキープすることによって転ばなくなります。(バランストレーニングは必須ですけど)
ちなみに、このフォームは、あくまで基本形であり、シチュエーションによって変わることもありますよ。
なお、この写真では、左右の手のひらの位置が違いますね。(平行じゃない)
右手が少し手前で、左手が少しノーズ寄り。これもテイクオフのテクニックの一つですよ(^^♪
この動きがスムーズかつ早くなると、テイクオフの瞬間にパーリングしたり、波において行かれることが減りますよ。
なお、バランスディスクの練習も合わせて行えば、テイクオフへのアプローチが少し遅れて、崩れてしまったような波でも転ばずにスタンディングできるようになります♪
バランスディスクを使った練習についてはやらないとサーフィンの上達が遅れるよ!バランスディスクって必須!を参照してください。
まとめ
さあ!やろう!って言ってもなかなか継続できませんよね。
なので、チェックシートを用意しました。
これを印刷してチェックしましょう。
色々、項目ありますが、今回のストレッチでは、チェック表の一番右の項目を使用しましょう。
せっかくパドルでべスポジ入ったのに・・・パーリングってことが減ります。
その効果を実感してみてください。
お~~こういうことか~~♪ってなりますよ(^^♪
スタンディングしないと、ライディングの練習できないですからね(^_-)-☆
頑張りましょう♪
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