「サーフィンってほんとテイクオフが難しい。
週に2回は海にいってるのに、何回やってもテイクオフできない。
波においていかれたり、
走ったと思ったら前に刺さったり、すぐ転んだり(>_<)
何回やってもテイクオフが上手にできないのってなんで?」
こういった疑問を解決しましょう。
本記事の内容(^_-)-☆
<テイクオフを改善する7つのコツ>
テイクオフ改善のコツ1:テイクオフの回数を激増させる具体的な方法
テイクオフ改善のコツ2:テイクオフでの立ち方のコツ【転ばなくなるよ】
テイクオフ改善のコツ3:「ボードは水平」が基本!だけど「ボードは水平」だけでは上手くいかないこともある
テイクオフ改善のコツ4:テイクオフって後ろ足から着くってホント?
テイクオフ改善のコツ5:テイクオフで足が出ない(引っかかる)のってなんで?
テイクオフ改善のコツ6:テイクオフで手の位置を気にしたことはありますか?
テイクオフ改善のコツ7:テイクオフで膝がつく(膝立ちになる)のってなんで?
<テイクオフ回数を増やすために+1の知識>
これだけでテイクオフが上達!ビー・アラート
<テイクオフ回数を増やすための陸上トレーニング>
テイクオフ回数を増やす陸トレ1:スケボーってホントに意味あるの?答えはYES!
テイクオフ回数を増やす陸トレ2:バランスディスクって必須!【体幹トレーニング】
テイクオフ回数を増やす陸トレ3:パドリングに筋トレって必要なの?
テイクオフ回数を増やす陸トレ4:パドルを楽にするストレッチ
テイクオフ回数を増やす陸トレ5:ストレッチでテイクオフが早くなる
<サーフィンライフを楽しむための波の知識>
波が割れる仕組み(サーフィンの上達に役立ちます)
この記事を書いているssLは、ビギナーを卒業するまでに、ほんとうに長い時間を必要としました。
その上達の過程では無駄なこともたくさんして時間をロスしてきました。
だからこそ分かる、効果的な上達の方法があります。
本記事は「結構な頻度で海に行ってるのになかなかテイクオフできない」人向け。
テイクオフでおいていかれたり、前に刺さる理由や上手くテイクオフするコツをお伝えします。
「なかなかテイクオフできない!」って思ってる方は最後までお付き合いくださいね。
中級以上の人は改めて確認してみると新たな発見があるかも♪
テイクオフを改善する7つのコツ
テイクオフ改善のコツ1:テイクオフの回数を激増させる具体的な方法
波にたくさん乗る・長く乗るために必要なスキル(動作じゃなくて考え方)
<サンドバーがあるポイントを2~3ヶ所見つけておく>
サーフィンに適した波が割れている所には必ずサンドバーという砂溜まりがあります。
海底に砂が溜まって盛り上がっている所ですね。
波がきれい(サーフィンに適したブレイク)に割れるように砂溜まりが堆積している必要があります。
他に影響(ウネリや風の向きや強さなど)が少なければこのサンドバーで定期的に波がブレイクします。
自分がエントリーする場所の近くで2~3ヶ所見見つけておきましょう。
<パドルで沖に出るときも波をチェック>
岸での波チェックは主に波の正面を見ています。
そうすると奥行きや角度が分かりにくいです。
なのでパドルで沖に出る際に再度波をチェックします。
その波でどんな技ができるのか事前に考えておきます。
<波が来るタイミングをこまめにチェック>
波の割れる場所は時間経過と共に変化します。(干満の影響)
波の割れるタイミングは時間経過と共に変化します。(風などの影響)
しかしながら、諸条件がそれほど変わらなければ、波はある程度一定の周期でやってきて同じ場所で割れることが多いです。
なので、時間(波が来る周期)をこまめに測りましょう。
時間(波が来る周期)を測っておけば行動に余裕が生まれます。
また、周期のズレにも対応できるようになりますよ。
波にたくさん乗っている人の特徴
<いっぱい波に乗る人って波回りが良い>
いっぱい波に乗る人って波回りが良いように見えます。
しかもテイクオフがめっちゃスムーズだし少ししかパドルしてないのに簡単に乗りますよね。
これって別に運がいいわけじゃないんですよね。
事前予測に基づいてポジションの調整を行ってるんです。
<細かいポジションの取り直しが大事>
ポジションの調整ってすごく大事。
ポジションを細かく調整して、波が近くに来る前に割れるポイントに近づきましょう。
波を取られないような位置取りです。
最初の波チェックで割れるポイントを把握していれば段々ポジショニングが上手になっていきます。
パドルで長い距離を移動してパドル力で波に乗るのではありません。
事前にパドルで波が割れる場所に移動しておきましょう。
テイクオフ時のパドルは微調整として使います。
<板の浮力を上げるとテイクオフが遅くなることも>
板の浮力を上げるとテイクオフが遅くなることもあります。
ロングまで長くしてしまえば、ほとんどの人はテイクオフが早くなります。
でもショートからミドルぐらいの長さの板の場合、今使っている板より浮力を上げるとテイクオフが遅くなることがあります。
テイクオフができなくなる人もいます。
これは、ノーズ付近にボリュームがあってノーズが上がってしまうからです。
テイクオフのレベルが一定以上に達していない場合は、浮力を上げることがデメリットになる可能性があるので注意しましょう。
あと、浮力を上げると技をかけるのが難しくなりますよ。
あなたが波にたくさん乗る・長く乗るために必要なこと
<あなたが波にたくさん乗る・長く乗るために+αですること>
そのポイントでのシチュエーションを把握しましょう。
シチュエーションとは、人数やレベル、どの人が、どれくらい乗っているかなどですね。
波の本数がある程度あって、自分にも波が回って来るならそのポイントでOKです。
上級者が一杯いてその上級者同士で波の取り合いしてて、上級者でもあまり乗れてない人がいるなら(その上級者が自分より上手なら)、そのポイントはNGです。
波チェックの時に2~3ヶ所見つけた他のサンドバーに移動しましょう。
人が少なくて、なおかつ今の自分にとって練習になる波が良いポイントですよ。
今の自分のレベルに合った、人の少ない(又は波が回ってくる)ポイントで波乗りしましょう。
もっと詳しく知りたい方はサーフィン初心者がテイクオフの回数を激増させる具体的な方法をご覧ください。
テイクオフ改善のコツ2:テイクオフでの立ち方のコツ【転ばなくなるよ】
電車に乗る感覚でテイクオフするのがコツ!(テイクオフで転ぶ回数が激減する)どういうこと!?
<電車に立って乗る感覚でテイクオフすれば、転ぶ回数が激減します。マジです!>
サーフィンでは進行方向(板のノーズの方向)にだけ力が加わって走っているかのように見えます。
しかし実際には自分の正面に対して波の力が押し寄せてきます。
(サーフボードの側面に波の力が押し寄せます)
だから、サーフボードの進行方向に対して90度の向きで構えると、電車でつり革につかまらずに急カーブを曲がるようなものです。
転びやすいんですね。
電車でつり革につかまらない強者がいますよね。
結構揺れる電車で、つり革につかまらずスタンディングしている強者。
よく見ると、つり革につかまっている人と、つかまっていない人ではフォームが少し違います。
つり革につかまっていない人は肩を進行方向に対して少し開いてるんです。
そう、これをするだけで自分の前後左右に対しての転倒に対する耐性が飛躍的に向上するんです。
テイクオフで転ぶ人の構え・転ばない人の構え
<テイクオフで転ぶ人の構え>
野球での守備やスクワットのポーズに近いです。
特に、おしりを落としすぎる人は転びやすいですね。
肩幅に足を開いた状態から頭の位置を前後させずに、そのままおしりを落としてみてください。
この状態で胸をちょっとだけ押しただけで、もうリカバリーできません。
できたら超人です。
ちなみに、頭の位置を変えれば多少は転びにくくなります。
<転ばない人の構え>
バスケットでボールを取られなように保持しているフォームのイメージですね。
これだけで、前後左右からの力に対応できるようになります。(転びにくくなります)
サーフィンで更に転びにくくするには、前の膝を90度位に曲げ、前の膝のすぐ裏に、後ろ足の膝がくるようにします。
後ろの足が内股になるということです。
そして、前足の膝のすぐ上に胸が来るようにします。
くれぐれも、そのまましゃがまないでください。(肩を開いた上で前傾しないといけません)
頭の位置(前後)が変わらないのはダメです。
常に、前足の膝の上に胸があるようにして、上半身を上下動させます。
(あくまで、イメージで状況によって少し変わります)
その他にもある状況別の構えのコツ。
詳細についてはサーフィンでのテイクオフ!立ち方のコツはこれ【転ばなくなるよ】をご覧ください。
テイクオフ改善のコツ3:「ボードは水平」が基本!だけど「ボードは水平」だけでは上手くいかないこともある
テイクオフの際にボードのノーズを水平より高くしない
<波の仕組み>
波は円運動を伴って岸に押し寄せ、海岸付近では水平方向への往復運動へと変化します。
浅くなった地形の影響を受けて波が盛り上がり形が険しくなります。
波を保持するバランスが崩れるくらい盛り上がると、波頭が砕けます。
波が盛り上がるということは「ウネリの力が岸側に進みつつ岸側の海水が持ち上げられる」ということです。
<波の推進力をボードでキャッチ>
つまり、ボトムであるA地点にいるサーファーは、B地点に持ち上げられることになります。
見方によっては、沖に引っ張られるということです。(局所的なカレント)
ただし、もう一つの大きな力に注意することが大事です。
何かというと
ということです。
つまり、岸に向かう力を伴っているので、限界を超えた波頭は岸方向に向かってブレイクするということです。
砕波する波頭では、岸に向かって押す力の方が勝っているということです。
この時にサーフボードで波の推進力をキャッチします。
上手くキャッチできれば、テイクオフに成功し、キャッチできなければ置いて行かれます。
では、どこでキャッチするのかと言ったら、サーフボードのボトムとフィンです。
なので、テイクオフの時にボードのノーズを上げてしまうと、波の推進力をスルーしてしまいます。
基本ボードは水平にします。
そうすると、沖に引っ張られたボードのボトムやフィンに沖からの推進力がぶつかります。
なおかつ沖からの推進力が勝っていることでボードのボトムやフィンを波の力が押し込みテイクオフします。
パドルは、その推進力の一番強い所に入れなかったときに、微調整でするものであり補助なんですよね。
パドルで乗るのではありません。
正しくは、パドルで乗れる所に移動するということです。
基本ボードは水平、胸は反らない。状況によってノーズを下げます
<ボードは水平が基本>
水平にすることで、沖(ピーク)に引っ張られたボードのボトムやフィンに沖からの推進力がぶつかります。
ちなみに、ショルダーは岸に向かう推進力が沖に向かう力より弱いからテイクオフしにくいんですよ。
ショルダーでパドルするということは、流れるプールを逆走してるようなものですからね。
その他にもある状況別のボードの角度。
詳細についてはサーフィンでのテイクオフのコツを解説「ボードは水平」が基本【初心者向け】をご覧ください。
「ボードは水平」だけでは上手くいかないこともある
実際に水平という意識でテイクオフしている人を見ると、水平になってないことがあります。
テイクオフで「ボードは水平」という意識だけでは水平にならないことがある
ボードを水平にするのが基本であり、場合によってノーズを少し下げます。
理屈として分かっていて、意識的に実践しようとしていても、水平になってないということです。
なぜ、水平にならないのでしょう?
テイクオフで「ボードが水平」にならない理由
水平にすることで、沖に引っ張られたボードのボトムやフィンに沖からの推進力がぶつかります。
水平にすることで、ボトムからピークにボードがリフトします。持ち上げられるということです。
「ボトムからピークにボードがリフトする」とうのがクセモノです。
波のボトムにいる際は、ボード全体が海面に接しています。
そして、ボードのボトム面全体に波がリフトする力が加わり持ち上げられます。
この時に、水平という意識だけでは「リフトする力で後傾重心」となり、ノーズが浮いてきてしまいます。
テイクオフで「ボードを水平」にする方法
ただ単に「ボードは水平」と意識しているだけでは、リフトする力に負けてしまうんですね。
(水平を意識しないよりは全然良いのですが・・・)
では、どうすればよいのか?
「ボードは水平」と意識してるのにテイクオフができない人は、ノーズを下げることを意識してみると良いでしょう。
結果的にノーズが水平になります。(又は少しノーズが下がった状態)
大事なことは、実態として「テイクオフの際にボードのノーズを水平より高くしないこと」なんです。
ちなみに「テイクオフの際にボードのノーズを水平より高くしないこと」と書きましたが、違う言い方をするなら「ボードのボトムやフィンに沖からの推進力がぶつかる」ということですよ。
ボードのボトム面の後方やフィンで推進力を受け取るということです。
押し出される感覚と言ったほうが適切かもしれません。
斜面を滑り降りるのではなく、波の推進力を受け取って押し出される感覚です。
もう少し詳しくはサーフィンのテイクオフ「ボードは水平」だけでは上手くいかない理由を参照してください。
テイクオフ改善のコツ4:テイクオフって後ろ足から着くってホント?
立ち上がるという意識を捨てれば上手くいく
テイクオフでボードの上に立つ動作をスタンドアップって言ってますが、これではダメです。
(自分も良く「スタンドアップ」とか「立ち方」とか言ってしまいますが・・・)
立ち上がるという意識で体を動かすと「後傾姿勢」(後述)になってしまうからです。
なのでボードの上に立つという意識は捨てた方が良いでしょう。
では、どういう意識が良いのかといったら、
という意識で動いてみましょう。
驚くほどテイクオフ動作からのライディングがスムーズになりますよ。
走ったと思って立ち上がっても波に置いて行かれる理由
テイクオフで一番大事な要素はポジショニングです。
テイクオフで置いていかれる一番の理由はポジショニングを上手く取れないということです。
そして、波に押し出されたと思って立ち上がりますよね。
でも、これって「立ち上がる」って思ってると、波に置いていかれるんですよね。
<サーフボードの上に「立ち上がる」と波に置いていかれる>
テイクオフの時ってパドルしてますよね。
そしてパドルをやめて「立ち上がり」動作に移行します。
この時に「立ち上がる」という意識で立ち上がると、後傾姿勢になってしまいます。
軸が後傾するという意味です。
そして、加重もテール寄りになってしまいます。
完全に走り出してライディングフォームになるときはテール側にも加重するんですが、まだ完全に走り出してないタイミングで後傾姿勢になるとボードはストールしてしまいます。
そして波に置いていかれます。
腹ばいからライディングフォームに移行するコツ
<腹ばいからライディングフォームに移行するコツ>
みぞおち付近の両サイドに手のひらをセットします。
そのとき脇は絞めます。
腕立てと言うよりは、ボードを押し込むことによって胸とボードの間に空間を作ります。
伸ばした腕の肩関節の上に肩甲骨が乗っている状態で、しっかりと体重を乗せてあげましょう。(少し前方に乗り込む形になるので、手のひらの位置より肩の位置が前になります)
そのとき、膝より少し上を支点にするようにして、腰も浮かします。
イメージとしてはチーターが歩いている姿が良いでしょう。(肩付近のイメージのことです)
ただし、腰(おしり)は上げ過ぎないように注意してください。
特に、このあとライディングフォームに移行する際に、頭より高くならないように注意しましょう。
腰を上げて作った空間に「腹筋と太ももの力」を使って両膝を引き寄せます。
腰をひねりながら(おしりを突き出すようにしながら)前方の足を両手の間に持ってきます。
CT選手のテイクオフをスローで見ると後ろ足から着いてるように見える
<スロー動画を参考にするとテイクオフできなくなります>
動画で見ると後ろ足が先についているように見えることが多いです。
スローにするとなおさらその傾向が強まります。
でも、テイクオフの瞬間って一瞬です。
「いち・にっ・さん」じゃありません。
「い~ち・にぃ~・さぁ~ん」でもありません。
パドルからライディングフォームに移行するのに、3秒なんて絶対にかかりません。
1秒もかかりません。一瞬です。
なので、スローで見ると、後ろ足から着いて、次に前足・・・
なんて解説になりますけど、実際には一瞬で足を持ってくる(引き付ける)ので「意識的には同時」です。
ただ、結果的に後ろ足と前足では着地するまでの物理的な距離が違うので、後ろ足が先に着くように見えているんですよね。
後ろ足を先に着くという意識でライディングフォームに移行すると失敗します
特に初心者は気をつけましょう。
初心者は上級者に比べて動きが遅いんですよね。
だから、後ろ足をついてから前足を着くという意識でライディングフォームに移行すると姿勢が後傾してしまいます。
波のスピードを活用できていない(受け取っていない)段階で後傾すると、波に置いて行かれます。
基本的には、同時のイメージで行きましょう。
しかも一瞬です。
一瞬と書きましたが、当然、後ろ足と前足では着地するまでにタイムラグが生じます。
物理的に着地するまでの距離が違うからです。
意識上は同時と思って動作した方が良いです。
完全に後ろ足をついてから、前足を着くこともあります。
詳しくはサーフィンでのテイクオフって後ろ足から着くって聞いたけどホント?
テイクオフ改善のコツ5:テイクオフで足が出ない(引っかかる)のってなんで?
サーフィンでのテイクオフで足が出ない(引っかかる)のってなんで?
サーフィンでのテイクオフで足が出ない。または足が引っかかる原因の一番大きなものが「股関節の柔軟性がない」ということです。
次の原因としては、「腹筋や太ももの筋肉が不足している」とうことです。
テイクオフで立ち上がるためには股関節の柔軟性が重要
テイクオフで立ち上がるために一番重要なのは「股関節の柔軟性」です。
股関節に柔軟性があるとは「股関節が柔らかく」や「可動域が必要な範囲で広く」そして「スムーズに動かせる」ということです。
立ち上がるという表現はあまりよくなくて「腹ばいからライディングフォームに移行する」と捉えた方が良いでしょう。(ボードの上に「立っている」のではなく「構えている」ので)
で「腹ばいからライディングフォームに移行する」ときに重要なのが、股関節の柔軟性です。
腰を上げて作った狭い空間に腰をひねりながら足を持ってくる必要があるんです。
当然、狭い空間に一瞬で足を持ってくるのですから、そのための股関節の柔軟性が大事になるんですね。
腹筋や太ももの筋肉も必要です
腹筋や太ももの筋肉も必要です。
腹筋や太ももの筋肉で引きつけるという感覚が必要です。
テイクオフのとき(ボードに手をついて腕を伸ばしたとき)伸ばした腕の肩関節の上に肩甲骨が乗っている状態ですね。
ということは、肩関節に体重が乗っているはずです。
肩関節に体重が乗っている状態なので足を持ってくるためには「腹筋や太ももの筋肉」で「膝を引きつける」という感覚が重要になるんです。
ちなみに、伸ばした腕の肩関節の上に肩甲骨(体重)を乗せるためには、手をつく位置が重要ですよ。
胸の横ではなく、みぞおち付近の両サイドに手のひらをセットしましょう。
そうすると、伸ばした腕の肩関節の上に肩甲骨(体重)が乗りやすくなります。
さらに、腕と膝の間に空間を作りやすくなるので、足が入りやすくなります。(足を引き付けやすくなります)
続きはこちら。
サーフィンでのテイクオフで足が出ない(引っかかる)のってなんで?
上記の詳細や下記の内容も記載しています。
テイクオフ改善のコツ6:テイクオフで手の位置を気にしたことはありますか?
テイクオフの時に手をつく位置はみぞおちの横
テイクオフの時に手をつく位置は「みぞおちの横」です。
色んな正解があると思いますが、ssLが推奨している手をつく位置は、みぞおちの横です。
「疲れないサーフィン」ができるようになることによって、高年齢化してもサーフィン(ライディング)を楽しむことができます。
パドルが弱くなったから「ボードの浮力を上げる」ということがなくなります。
ボードから体を離す動作が楽になる
テイクオフの時に手のつく位置をみぞおちの横にすると「ボードから体を離す動作」が楽になります。
どうして楽になるのでしょう。具体例を見てみましょう。
<ボードから体を離す動作が楽になる具体的な方法>
まずは手のつく位置ですね。これは何度も書いてある通り「みぞおちの横」につきます。
次に胸を押し上げますが、この時のコツは、
両腕の付け根に体重を乗せます(両腕の付け根に肩関節を乗せる)。
ほとんどの体重を両腕の付け根に乗せることによって下半身をフリーにします。
そうすることで、両足が自由に動きますので、両足をサーフボードの所定の位置に持ってきやすくなります。
ポイントは、
手の位置がみぞおちの横にあるので、胸を持ち上げると自然に前方に乗り込む形になるということです。
上記のポイント通りに動作すると、自然と両腕の付け根に乗り込む形になりますよ。
などについてはサーフィンでのテイクオフ!手の位置を気にしたことはありますか?をご覧ください。
テイクオフ改善のコツ7:テイクオフで膝がつく(膝立ちになる)のってなんで?
サーフィンでのテイクオフで膝がつく(膝立ちになる)のってなんで?
<腕をつく位置に問題がある>
胸の横に手をついて胸を持ち上げると「よつんばい」になりやすいです。
胸の横に手があると、胸を持ち上げたときに「おしり」も上がっちゃう人が多いんですね。
この胸を上げるタイミングと同時に「おしり」が上がると「おしり」が後方に移動してしまいます。
そうすると「よつんばい」のフォームになってしまいます。
このフォームになると、完全に膝頭の下側(すね側)に体重が乗ってしまうのでライディングフォームへの移行動作(立ち上がり)が難しくなってしまいます。
サーフィンでのテイクオフで膝頭の下側(すね側)に体重が乗るのはNGなんです。
ライディングフォームへの移行動作中に流れの中でチーターのような「よつんばい」に近いフォームにはなりますが、胸を押し上げるタイミングでは「よつんばい」にはなりません。
胸の横に手をつくことで、胸を上げるのと同じタイミングで「おしり」が上がり、チーターのような「完全なよつんばい」になりやすいので注意が必要です。
サーフィンでのテイクオフで膝がつく(膝立ちになる)具体的な理由
自宅などの寝そべることができる環境にいるなら、ちょっと実践してみましょう。
どうでしょう。
手をつく位置が胸の横だと「おしりも」一緒に起きてきてしまうことがあります。
「おしり」が上がらない人はOKです。
「おしり」が上がった人は、どこに体重が乗っているでしょうか?
「胸とおしり」が同時に持ち上がるときに「おしり」が後方に移動しませんでしたか?
その結果、膝頭の下側(すね側)に体重が乗っていませんか?
この「完全なよつんばい」は膝頭の下側(すね側)に体重が乗ってるのでライディングフォームへの移行動作を難しくします。
なぜ難しくなるのでしょう。
<片方の膝に体重を乗せるとバランスを崩して立ち上がり動作を難しくする>
この「よつんばい」の状態から立ち上がりの動作をしてみましょう。
この動作がバランスを崩してしまう原因です。
何が問題なの?別に問題なくできたよ。
サーフボードで再現するのって難しい
今の動作って、地面の上での動作ですよね。
この動作をサーフボードの上でやると、右のつま先を持て来る時に左膝に体重が乗るから、この時点ですでにバランスが崩れやすいですね。
そのまま転んじゃう人も多いです。
転ばなかったとして、その後、右のつま先がついたら右足に体重を乗せるでしょ。
そうすると今度は右側にバランスが崩れやすくなりますね。
特に左側にバランスを崩した状態で右のつま先をつくと、一度崩れたバランスの揺り戻しで、左右にぐらぐら揺れちゃいます。
バランスを取るのに必死ですから、立つどころじゃなくなっちゃうんですよね。
転ばないように前方(腕付近)を固定して、後ろ側に体重を乗せるように力んじゃうので立てなくなっちゃいます。(人は力みをとらないと次の動作に移行できないものです)
サーフィンでのテイクオフで膝がつく(膝立ちになる)のってなんで?
テイクオフ回数を増やすために+1の知識
これだけでテイクオフが上達!ビー・アラート
海に行ってもなかなかテイクオフできないってことありますか?
テイクオフできない理由は一杯あります。
先ずは、テイクオフに関する知識の部分、そして技術の部分。
ここでは、意識についてお話ししたいと思います。
サーフィンに行くと、必ずと言っていいほど顔見知りがいますね。
そして、あれが始まります。あれです。
井戸端会議
そう、サーファーは井戸端会議が大好きですね。
ビーチでも波の上でも。
特に、波待ちしてるときに井戸端会議してると、話に夢中になって、波が入ってくる雰囲気を観察することを忘れがちになりますね。
気づいたら目の前に良さげな波が(‘Д’)ってことが・・・
稀に?たまに?結構?しょっちゅう?
「あ~~~今の波乗れたのに!」ってこと、結構ありませんか?
話をしてなくても「あ~~~今の波乗れたのに!」ってなることありますよね?
稀に?たまに?結構?しょっちゅう?
何ででしょう。
分かってるはずなのに、波に乗りにきてるのに、気づいたら目の前に良さげな波が来てスルーしちゃう。
で、「あ~~~今の波乗れたのに!」って(>_<)
波を逃す原因うちのひとつはビー・アラートで解消できます(経験談)
波を逃す原因うちのひとつはビー・アラートで解消できるという事実をご存じですか?
どういうことでしょう。
ビー・アラートとは?
アラート(alert)とは、警報という意味ですね。
ビー・アラート(be alert)とは、サッカー用語として試合中に良く使われるのですが、「油断するな」とか「用心しろ」という意味です。
つまり常に臨戦態勢ということです。 波乗りする場所っていうのは、サッカーで言う試合(本番)会場なのです。
そこは井戸端会議場ではなく、試合会場の試合中です。
サッカーの試合中に井戸端会議してたら怒られますよね。
ボールが飛んできても、なかなか反応できませんよね。
だから、サッカーやフットサルでは、常に試合中に気が抜けないように、お互いに注意喚起する意味で、ビー・アラート(ビアラート!)と声を掛け合います。
周りを観察し、常に動ける状態でいよう!ということなんです。
気を抜いてボールを保持してたら、後ろなどからボールをかっさわれてしまいますからね。
ビー・アラート(ビアラート:be alert)
この言葉お覚え、サーフィンの最中に意識しておくだけで、
波をキャッチできる回数が増えそうですね。 (「あ~~~今の波乗れたのに!」が減りそうですね)
サーフィン初心者はこれだけでテイクオフが上達!ビー・アラート
テイクオフ回数を増やすための陸上トレーニング
テイクオフ回数を増やす陸トレ1:スケボーってホントに意味あるの?答えはYES!
ライディングフォームを間違っていることに気付いてますか?
<ライディングフォームは人によって異なる>
正しいライディングフォームというものは、人によって若干の違いがあります。
骨格には数種類のタイプがあるからです。また、体格によっても若干の差が出ます。
ただし、基本形はありますので、まずはそれを把握しましょう。
<ライディングフォームは、状況(ライディング中の位置)によって大きく変わる>
そう、ライディングフォームは、状況によって大きく変わるんです。
この点を充分に理解してフォーム作りしないと、波の上のどんな場面でも同じフォームになってしまい、自由な動きができなくなってしまうからです。
<上手いサーファーに「進行方向の正面を見ろ」とか「進行方向には肩を向けろ」とか言われたけど・・・どっちが正しいの?>
人によっては、「正面(進行方向)を見ろ」(胸を進行方向に向ける)とか、「進行方向には肩を向けて、胸は波に正対させる」とか言う人がいますね。
どちらも正しいですが、どちらも間違いということが分かりますね。 フォームというのは、その状況(ライディング中の位置)によって変わるものだからです。
上半身と下半身の連動って何?
<連動できてない人が8割(経験則です)>
周りを見渡して思うことは、ほとんどの人が上半身と下半身が連動してません。
結構波に乗れてるサーファーでも、連動してない人が多いです。
<連動しないと何でダメなの?>
上半身と下半身が連動することで、動きがスムーズに見えて、結果、カッコいいライディングになります。
実際に連動することで、動作の可動性が向上するんです。
そうすると、技のキレも増してきます。(技を掛けた際に失敗しない)
上記内容はこちらからサーフィンの練習にスケボーってホントに意味あるの?答えはYES!
板が走らない理由のうちのひとつはスケボーで解消できます(経験談)(正しいフォームで行えば、連動性も向上します)
正しいフォームを連動させるためには、 スケボー が一番だと思います。
ただのスケボーじゃなく、サーフ系の スケボー が良いです。
おすすめはグラビティのようなスラスターシステム(前方の駆動輪が動く)がついた スケボー です。
スケボーはカーバーが良いという人もいますが、カーバーは少し硬いので、技の練習に向いてると思います。
特に、リエントリー系ですね。リエントリーの中でも板の返しが早いような技に向いてます。
なので以下のような人にはグラビティ系が向いてますよ。
<使い方や実践方法は?(実際にやってきた方法や感想)>
サーフィンの練習にスケボーってホントに意味あるの?答えはYES!をご覧ください
テイクオフ回数を増やす陸トレ2:バランスディスクって必須!【体幹トレーニング】
サーフボードに立ってる時間って何秒?
<ライディング時間ってホント!短いですよね>
大体ですが、10秒~15秒です。
すぐ転んじゃう人なら、2秒~5秒ぐらいでしょうか?
<そもそも、1日で何本乗ってたっけ?>
サーフィンって1日で何本波にのれるのでしょうか?
10分に1本だと、6本/1時間・12本/2時間・18本/3時間
<サーフィン(ライディング)でバランス感覚の上達って無理ゲーじゃない?>
ボードの上に立っている時間は2時間で3分しかないんです。
相当効率上げていかないと、上達がかな~り難しいスポーツなんだと実感できますね。
そうすると見えてくるのが、「陸上トレーニング」が必須だということですね。
転ぶ理由のうちのひとつはバランスディスクで解消できる
バランスディスクは安価ですので、あった方が効率の良いトレーニングができます。
スラッグラインも良いのでが、設置場所に十分な広さが必要なので手軽さがないです。
あと値段を考えるとバランスディスクの方がコスパが良いです。
バランスボールは、転がるし結構場所をとるのでジャマになりがちです。
あと立つ練習なので、転倒時のリスクが高くなります。
<トレーニング方法は?(実際にやってきた方法や感想)>
これは、片足もしくは両足で乗っているだけで良いです。
テレビ見ながらで充分です。(ケガしないようにご注意下さい)
時間は?
最初の頃は、5分程度でも大丈夫です。
慣れてくれば、1時間ぐらい立ってられますよ。
自分の体力を見ながら時間を延ばしていきましょう。
ちなみに、最初の頃に1時間やろうとしても無理です。ふくらはぎが痛くて立ってられないでしょう(>_<)
何が良くなるかって、
意識しなくても勝手にです。(足の裏の中心ではなく、荷重の中心です)
バランスが取れていないと立てませんから、バランスディスクの上に立てているということは、その時の荷重の中心で立っているということになるんです。
また、わざとバランスを崩してみても良いでしょう。(最初の頃は勝手にバランスが崩れます)
転んだりバランスディスクから落ちなければ、それだけ足の裏のバランス力と体幹のバランス(+筋肉でのバランス)が連携して、トータルのバランス力が向上しているということです。
これが上達してくると驚くほど転ばなくなりますよ。
特に、テイクオフして走り始めに転ぶことが多い人には効果的です。
このバランスディスクはスケボーと並んでおすすめの練習のツートップです。
絶対やった方が良いですよ。
その他もう少し詳しい話しやメリットデメリットについてはやらないとサーフィンの上達が遅れるよ!バランスディスクって必須!【体幹トレーニング】をご覧ください。
テイクオフ回数を増やす陸トレ3:パドリングに筋トレって必要なの?
サーフィンしてると、めっちゃパドル早い人とか、2~3時間入ってバンバン波に乗ってるのにパドル力が全然落ちない人っていますよね!
なのに自分は、海に入って5分も経ってないのに腕がパンパン(>_<)
とりあえず、普通にサーフィンするだけなら、いわゆる「筋トレ」ってやつは不要です。
そもそもパドルってどうやってするの?正しいパドルって何?
海に入って5分も経ってないのに腕がパンパンって人、1時間ぐらいすると肩が回らなくなる人、いわゆる二の腕付近が重く(痛く)なってパドルができなくなる人は、パドルの仕方を間違ってる可能性があります。
二の腕付近とは、上腕三頭筋や肩回りの三角筋のことです。
この筋肉が、海に入ってから2~3時間経過しても、入った時の80%程度の体力が残ってるようじゃないと波に乗れなくなっちゃいます。
例えば、それほど波に乗れない人が、30分して疲労困ぱいでパドルできなかったら、更に乗れなくなりますよね。
周りの人が海から上がってくれればラッキーですが、新しい活きの良い若い人が入ってきたら、全然乗れなくなります。
って経験者談( ;∀;)
<パドルは肩を中心として腕を回すのではありません>
皆さん、早いパドルしたいと思ってますよね。疲れないようにパドルしたいと思ってますよね。
だとしたら、「肩を中心として腕を回す」パドルをやめなければいけません。
海に入ってるときに周りを見渡すと、8割ぐらいの人が「肩を中心に腕をまわして」パドルしてます。
自分はそうではないという人は素晴らしい。正しいパドルをしている可能性があります。
ちょっと確かめてみましょう。
正しいパドルかそうじゃないかの判断基準は、2時間サーフィン(テイクオフのためのパドルを20~30本)したとして、二の腕や肩回りの三角筋が疲れてるかどうかです。
2時間経過しても、あと2時間ぐらいなら、最初の8割ぐらいのペースでサーフィンできるよって人は、現実的に正しいパドルをしている可能性が大ですね。
ただ波待ちしての2時間じゃなく「アクティブな2時間を過ごして」ということですよ。
めっちゃ疲れていて(腕が上がらなくて)パドルが鈍い場合は、間違ったパドルをしているということです。
<それで、正しいパドルって何?手っ取り早く教えて!>
使う筋肉:
使う筋肉は、指先から肩、頭を支える首の筋肉から足のつま先まで全部使います。
何だそれ?って思うかもしれませんが、要は筋肉全部使うってことです。
どうやって動かせばパドルは楽になるの?:
少し長くなるのでこちらをご覧ください。
テイクオフ回数を増やす陸トレ4:パドルを楽にするストレッチ
<パドルを楽にするストレッチのやり方(簡単なので毎日しましょ)>
1.肩幅に足を開いて直立します。胸は少し張るようにしましょう。
2.ゆっくりと両腕をまっすぐ上に突き上げます。
両腕が、耳にくっつくようにしましょう。
肩甲骨が上に上がるようにしましょう。
このとき、指先まで伸ばし、手のひらは内側を向くようにます。
3.次に、肘を肩と同じ高さまでゆっくり降ろします。
降ろす際は、肘を外に開くように(体の面と同じ面で)降ろします。
この際、手のひらが外側を向くようします。
肘が伸びているときは、手のひらが内側を向いていて、肘を降ろしながら手のひらを外側に開き、肘の高さと肩の高さが同一になった時点で、手のひらが、180度回転し終わり、外側を向いている状態にします。
この動作で、両サイドの肩甲骨が上から少し降りてきて、内側でくっつくように動かしてみましょう。
そうすると、胸を張った状態となります。
4.そうしたら、また両腕をゆっくり突き上げます。
上げるときは、手のひらが内側を向くように回転させながら、肩甲骨が上がるのを意識して、両腕を耳に付けます。指先まで伸ばし、両耳に腕が着いた時点で、手のひらが内側を向いてるようにします。
手のひらが下に来た状態を1回と数えて、20回で1セットとします。
これを毎日、2セットは行ってください。
間を開けてもかまいません。
午前と午後とか。
最初は、肩回りがゴリゴリしますので、無理をしない程度でやりましょう。(自己責任でお願いします)
慣れてきて、可動域が滑らかになってきたら、回数を増やしていきましょう。
非常に簡単なので、もう少し努力したい人は、3セット連続とかが良いでしょう。
3セット連続を1日に3回とか。
また、慣れてきたら、スピードアップするのも良いですよ。
ちなみに、スピードアップする際は、必ず最初にゆっくり目で1セット位はやって、柔軟性を高めてからにしてください。いきなりハイスピードでやると肩を痛める原因になっちゃいますから。
他にも色々知りたい方はサーフィンでのパドルを楽にするストレッチはこれをご覧ください。
テイクオフ回数を増やす陸トレ5:ストレッチでテイクオフが早くなる
週末しか海に行けないからこそ、やるべきことがある?
もしあなたが週末サーファーで、週末の2日(2回)海に行けたとします。
パフォーマンスを発揮できるのは3~4時間程度でしょうか。
2日だとマックス8時間ですね。
相当良い状況でライバルがいなければ、5分に1本はテイクオフできるでしょうか。
6分に1回テイクオフしたとすると、1時間で10回テイクオフできます。
ということは、8時間(2日)で80回です。
これは、相当良い条件で、なおかつ疲れを計算に入れてないので、一般サーファーなら×60%ぐらいでしょうか。
そうすると、8時間(2日)で50回ぐらいですね。
そう、サーフボードでのスタンディングって、週2回行ったとしても、たった50回ぐらいしかできない。
1日しか行けない人だと、30回にも満たないことも・・・
これって、考えてみたら、メッチャ少ない。
サーフィンのテイクオフって、寝そべってる状態から、ライディングフォームへ移行する大事な立ち上がり動作です。
スムーズかつ早く、正しく行う必要があります。
この、早く正しくが曲者ですね。
それを不安定なサーフボードの上でやるのですから、なおさらです。
<みんな、海に来ることが、海ですることが練習だと思ってるんですよね>
そうすると、本番っていつだ?ってなっちゃいますよね。
そう練習しましょ。
テイクオフでの立ち上がりを楽にするストレッチ。簡単なので毎日できます(経験談)
<テイクオフの立ち上がりをスムーズに早くするストレッチのやり方(簡単なので毎日しましょ)>
こちらを参考にしてください。
サーフィンのテイクオフ練習(ストレッチでテイクオフが早くなる)
サーフィンライフを楽しむための波の知識
波が割れる仕組み(サーフィンの上達に役立ちます)
<波とうねり>
波は海岸付近に到達すると、波長が短くなり波高が高くなります。
波・うねり(波浪)による海水の動きは、沖合では進行方向への円運動。
浅くなるにつれて、海水は水平方向の往復運動をして海浜流が発生します。
波は水深の浅い海岸付近に到達すると波長が短くなり、同時に波形が険しくなります。
ある程度以上に険しくなると波頭が砕けます。
これを「磯波」または「砕波」と言い、これが起こる海域を「磯波帯」または「砕波帯」と言います。
波浪による海水の動きは、沖合では波の進行方向への回転運動ですが、水深の浅い海岸付近ではうねりのような波長の長い波は水平方向の往復運動となります。
風波は風速5m/秒ぐらいから白波が立ち、15m/秒になると全面白波となります。
海岸にいて1~2mの波と思われるとき、1,000回に1回の割合でほぼ2倍の高さの波が来ます。(2時間~3時間で1回)
有義波高を1とすると
誤解を恐れず経験則的に言うと、波高1mで10秒周期のときは、10分~15分に1回の割合で、1.61サイズのセットが入ってきます。
「テイクオフ改善のコツ1:テイクオフの回数を激増させる具体的な方法」で紹介したように、サンドバーがあるポイントを2~3ヶ所見つけておきましょう。
そして「どんなときに・どのように」割れるのか観察しましょう。
他に影響(ウネリや風の向きや強さなど)が少なければこのサンドバーで定期的に波がブレイクします。
時計を常備し入ってくる周期を計測することで段々と波を読む確率が上がっていきます。
更に「ビー・アラート(ビアラート:be alert)」
周期の計測に加え、この言葉を意識しておくと波をキャッチできる回数が増えますよ。
海流や潮流・海浜流、潮の満ち引きなど詳しくはこちら。
波が割れる仕組み(サーフィンの上達に役立ちます)
ということで、今回の「サーフィンでテイクオフできない?テイクオフ改善7つのコツ+1」は以上となります。
お疲れさまでした。
各項目をより詳しく知りたい場合は、各項目に記載のリンクから詳細記事を確認してください。
なお、サーフィンを体系的に学びたい方は下記リンクからどうぞ。
まとめて学ぶことで上達効率がグッと良くなりますよ。
「1時間で12本以上ライディングできるようになった簡単マル秘テイクオフ方法とは」
今回の記事では紹介しきれないことを、たくさんの図解で説明しています。
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